『ほら、あれさ、という疑問符』・・・『詩の群れ』から
『ほら、あれさ、という疑問符』・・・『詩の群れ』から
㈠
身体表現の不可思議だろ、問題なのは、だろうだ。
そうなんだ、ほら、あれさ、と人々は口々に話しているだろう。
そうだろ、つまり、報酬ってやつのことなんだ。
え?
㈡
人間が身体に異常を来すのは、成果と報酬の天秤が、バランスを保っていない時なんだよ。
そうか、それで、疑問符が浮上する訳だな。
だろ、報酬が減れば、無理することなんか、ないんだよ。
しかし、我々は、成果を上げる為に努力するだろう、それも、生き方の一つだろう。
㈢
俺もお前も、努力しすぎたよ、たまにはのんびりと、身体を休めてみることも、必要だろうだ。
ほら、あれさ、という疑問符は、成果と報酬の天秤なら、いっそのこと、ドロップアウトして、貧乏から王になる一本足打法だろうだ。