異世界終われ〜異世界転生者と戦う転生者〜

異世界転生が頻繁に起こり、帰還を果たす時代で、大手テレビ局は、異世界転生者の様子を放映出来ないかと目論む。

多くの異世界転生体験者の話を総括した結果、全員が転生前に同一人物に会っている事が判明した。

その人物は、狭間の王と名乗り、転生者と異世界の橋渡しを担っている事を話す。

そこに目を付けたテレビ局は、局員が転生されるのを待ち、転生された局員に狭間の王とテレビ放映の交渉をさせた。

あっさりと交渉は締結し、転生者の異世界での様子がテレビ放映されるようになると、転生者は芸能人の如く世界中から人気を集めるようになった。

特別な能力を、努力した訳でもなく貰っただけじゃないかと妬むのは、主人公のタカヤ。

彼が遊びでインターネットに「異世界転生者 消えろ」と検索すると結果は、画面一杯の「出来ます」という文字。

そのサイトを開く事がタカヤの人生を大きく左右する事となる。


異世界転生者VS異世界転生者の超人能力戦争物

侵略してもしなくても、自分の世界は壊れゆく