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さよなら  作者: ゆり
14/29

14、絵里→クリスマスイブイブ

茜も健吾さんと付き合うことになり、絵里もケンとはうまくいっている。

そして、明日は待ちに待ったクリスマスイブ! ケンにもらった指輪と同じ指輪も用意したし、ケーキも予約した。 準備はバッチリだ!

学校も冬休みに入り、絵里は今日もケンの家で過ごしている。

・・・といってもケンは今、先輩の明さんと出かけていて一人ぼっち。 やることもないからゴロゴロしながらテレビを見ている。

最近、なんとなくダルくてあまり動く気にもなれない。 ケンの母が風邪をひいているから、うつったみたい。

「早くケン帰ってこないかなぁー」

一人ごとを言いながら携帯をいじっていると、ケンの母がご飯を持ってきてくれた。

『ケン、遅いわね。

絵里ちゃん食べてね。』

「あ!す、すいません・・・」

ゴロゴロしていた姿を見られ、恥ずかしくなった。

ケンの母はご飯をテーブルに乗せて出ていき、絵里もお腹がすいていたのですぐに食べ始めようとした。

・・・でも、なぜか食べれない。 大好きな炒飯なのに、胸がムカムカする。

そして、吐き気がした。

風邪だからかなと思ったけど、嫌な予感もした。

「まさか・・・」

急いでスケジュール表を確認した。

生理が半月くらい遅れている。

そういえば最近胸が張った気がするし、ダルイ。 ネットで妊娠の初期症状を検索すると、今の絵里に起きている体調不良や体の変化と同じような事が起きると書いてあった。

頭がパニックになり、とりあえず急いで薬局に向かった。 まだ高校生の絵里が妊娠検査薬を買うのは恥ずかしく、ジュースとかビタミン剤とかにまぜて一緒に買った。

間違いかもしれないし・・・念のためだよ。

自分にそう言い聞かせながらケンの家に戻り、ケンの母にばれないようにトイレに入った。

スティック状の検査薬の先に尿をすこしかけ、判定を待つって説明書にあった。

緊張しながら説明書通りに尿をかけた。 プラスの印が出れば妊娠らしい。

すると、尿をかけて十秒ほどで判定の所に青く線が浮き出てきた。

・・・どう見ても、プラスの印だった。

検査薬を持つ手が震える。

そして恐くて涙が出た・・・

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