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タクアン。  作者: みつ


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15/15

エピローグ。

昨年、それは起こった。


僕が毎朝、出勤する仕事場は、

毎度、ほぼ固定メンバーで、あった。

僕が、そこに勤め始めて、

1年半が過ぎようとするころ、

先輩の方々が企画した

親睦会が、あり、

僕も、そこに参加させてもらえたのだ。


 その会において、たまたま僕の横に座られた方が勤続、それは長い方で、あった…。

彼から、

「きみ、⚪△さん、と部署、同じ?」などと、

僕は問われても、「そうなんですよ♪」と返したり出来(でき)

要は、僕が日頃の職場に、なじめていた。

話の流れで、

その社員歴の長い彼が続けて僕に言った。

「俺も勤続、長いけど、⚪△さんは、

筋金入(すじがねい)りだからなぁ…。」

筋金入(すじがねい)り?」

「うちの会社、歴史は古くて、

うちの社員に将来なることを、

ほぼ前提とした職業訓練高校のような事業をやっていた昔があり、彼、そこを卒業からの入社なんよ♪」

「…その学校、まだ、あるんですか?」

「もう、結構前に廃校に、なった…。」

「⚪△さん、言わば、この会社のスーパーエリートですね!」

「…きみは本心で彼のことを、そう思い、

俺から見ても彼は立派な社員だが、

昔はさ…

家が貧しくて中学卒業後の進学が出来ない…すぐにでも家計の助けに働き手として、

頑張ってほしい!のような家庭は、

珍しくなかったんだな…。

 あ、グラス(から)じゃん!

         次、なに、飲む!?」


親睦会は、いつしか、御開きになり、

僕は二次会には参加せず、

自宅へと帰った…。


   

  今日、この日、僕は、ふと、

僕が大人に、なってから、

父親が聴かせてくれた事を思い返す。

父は僕に述べた。

「父さん、仕事で、

色んな事業者の方と普段、接するんだよ……

その中には今でこそ社長さんで、

社員たくさん抱え、シャカリキに働かれているが、子どもの時は、彼、

食べたくても、食べれなかった…と、

なにかと、つぶやくんだなぁ…。」



  《 …好きなように、やれば良い♪


 御主(おぬし)なら、受けきれると私が見込み、そして、与えたかった物事を、そなたに、ぶつけてきた……。

その(うえ)で、御前(おぬし)は、まだ様々なことに、

     納得いかないんだろう…?

    満足できないのであろう…?

  

     なら、やってごらんよ!!

   もう本当に、()の思うままに…♪ 》

     

         【終】

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