エピローグ。
昨年、それは起こった。
僕が毎朝、出勤する仕事場は、
毎度、ほぼ固定メンバーで、あった。
僕が、そこに勤め始めて、
1年半が過ぎようとするころ、
先輩の方々が企画した
親睦会が、あり、
僕も、そこに参加させてもらえたのだ。
その会において、たまたま僕の横に座られた方が勤続、それは長い方で、あった…。
彼から、
「きみ、⚪△さん、と部署、同じ?」などと、
僕は問われても、「そうなんですよ♪」と返したり出来、
要は、僕が日頃の職場に、なじめていた。
話の流れで、
その社員歴の長い彼が続けて僕に言った。
「俺も勤続、長いけど、⚪△さんは、
筋金入りだからなぁ…。」
「筋金入り?」
「うちの会社、歴史は古くて、
うちの社員に将来なることを、
ほぼ前提とした職業訓練高校のような事業をやっていた昔があり、彼、そこを卒業からの入社なんよ♪」
「…その学校、まだ、あるんですか?」
「もう、結構前に廃校に、なった…。」
「⚪△さん、言わば、この会社のスーパーエリートですね!」
「…きみは本心で彼のことを、そう思い、
俺から見ても彼は立派な社員だが、
昔はさ…
家が貧しくて中学卒業後の進学が出来ない…すぐにでも家計の助けに働き手として、
頑張ってほしい!のような家庭は、
珍しくなかったんだな…。
あ、グラス空じゃん!
次、なに、飲む!?」
親睦会は、いつしか、御開きになり、
僕は二次会には参加せず、
自宅へと帰った…。
今日、この日、僕は、ふと、
僕が大人に、なってから、
父親が聴かせてくれた事を思い返す。
父は僕に述べた。
「父さん、仕事で、
色んな事業者の方と普段、接するんだよ……
その中には今でこそ社長さんで、
社員たくさん抱え、シャカリキに働かれているが、子どもの時は、彼、
食べたくても、食べれなかった…と、
なにかと、つぶやくんだなぁ…。」
《 …好きなように、やれば良い♪
御主なら、受けきれると私が見込み、そして、与えたかった物事を、そなたに、ぶつけてきた……。
その上で、御前は、まだ様々なことに、
納得いかないんだろう…?
満足できないのであろう…?
なら、やってごらんよ!!
もう本当に、我の思うままに…♪ 》
【終】




