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アンデット・ターン!  作者: 空色レンズ
第一部:結界編
21/62

人物紹介 ~ 結界編

『第一部 アンデットの結界編』における登場人物たち。

いろいろガサガサ書いてます。本編ではあまり詳しく書かなかったことも書いてある……かも?


主に自分の記憶整理用ですwww(爆

□ タイキ(熊谷大輝) → いきなり人外に転生させられた残念(?)主人公


十四歳。もともとは他の男子より少し長いだけの髪、垂れ気味の目、低めの身長に眼鏡といった風貌。髪の長さ以外は転生したあとも変わっていない。視力はどちらも0.1くらい。

肝試しの最中にいきなり異世界召喚され、しかも知らないうちに転生させられて人間ですら無くなっていたという、不幸一直線コース。魔族四種族のうち、アンデットを統べる死霊使い(ネクロマンサー)となる。

最初の頃は、とても友好的だったデルフェールにでさえ怯えていたが、最近ではリジェラスに空から落とされても泣くことが無くなった。基本的に、普通の人間よりもタフ。ホロ(白フクロウバージョン)を抱きしめるのが大好きという、やけに子どもっぽい面も見せる。



□ デルフェール(愛称:デル  本名:?) → 召喚され、右も左も分からぬ主人公のお目付役ゾンビ


異世界に召喚されたタイキを、誰よりも早く出迎えた。ただ、出会ったばかりの頃は力が底をつくスレスレだったので、よく体がバラバラになっていた。今では、タイキの『供給』のおかげでちょっとやそっとじゃ腐り落ちない。

年齢不詳。しかし、下級魔族のゾンビであるにもかかわらず上級魔族に匹敵するほどの月日を生きている。アンデットの面々にも一目置かれるほどのポジション。結界の外の知識も豊富で、アンデットの中で恐らく唯一人間の言語を操ることが出来る。他のゾンビと違い、動きも俊敏。

とても穏やかな性格で、他種族にも礼儀正しく対応する。だが、タイキ至上主義のため、タイキの意に反する者やタイキに害成す者には容赦しない。

(タイキの中でのポジション・お父さん)



□ ホロウフレア(愛称:ホロ) → 愛嬌ある火の玉……から、ふわもこ癒しキャラに!


アンデットの中でも、最も弱いとされる青白い火の玉の姿をした魔族。意志は弱く、ある程度の数が集まって互いを補わなければ『念話』ができない。デルフェールと共に、タイキをネクロマンサーとして出迎え、真っ先に主と認めた。

後日、タイキに『ホロ』という愛称をもらってから、タイキとの間に特別なパイプラインが繋がり、各個の意志が強化された。強化されてからは、タイキのリクエストで白く丸いフクロウのような姿をとるようになった。その場合、ホロがよくいる場所と言えば、タイキの腕の中かタイキの肩の上かタイキの頭の上。

(タイキの中でのポジション・ペット)



□ ゼフィストリー(愛称:ゼフィ) → 淫魔と見まごう女性筆頭、蜘蛛の化身たる女王様


アンデットの結界の一部に住みついているビースト。上級魔族。クインスパイドという、蜘蛛の女王とでもいうような魔族である。本性を露わにしたときには、黒く巨大な蜘蛛の姿をしているが、タイキと接するときはもっぱら妖艶な女性の姿をとっている。

闘争本能の塊といわれるビーストであるわりに、本人は戦いよりも自身の美貌を磨くことに夢中。人間の世界にもちょくちょく人型で化けて紛れ込んだりすることが多く、一応フォリアル王国の言語は話せる。

タイキが大好き。最初はいかに彼から魔力を巻き上げるか、しか考えていなかったが、あっという間にタイキ信奉者に。よく背中側から抱きついて、頬ずりしたりしている。これのせいで、リジェラスやリッパー、ロスティスラフから『ショタコン』呼ばわりされている。……本人は「タイキだからイイ」らしい。

魔族社会での世渡りは下手な方……? デルフェールやデーモンの面々とは普通に接するが、リッパー、ロスティスラフとはことあるごとに喧嘩をしている。

(タイキの中でのポジション・びっみょうな女親?)



□ リジェラス(愛称:リジェ) → 老成した精神をもつ……はずのやんちゃ悪魔小僧


新しいネクロマンサー誕生について情報を集めるため、養い親のヴォーゴと共にやってきているデーモン。髪も肌も黒く、目は白目が無くすべて赤い。コウモリのような翼と尖った槍のような尾をもっている。

最初はヴォーゴと共に新しいネクロマンサー誕生を、表向きは祝福、本音はデーモン種族にとって益となるかを偵察するためにアンデットの結界を訪れていた。が、デルフェール以外の魔族にも心を開いてきたタイキに感化され、今では手ずから魔術の使い方を教えたり、人間のようにして遊び相手になってやったりとしている。指摘すると不機嫌になるが、これらの行いに対してまんざらでもなさそう。

やや他の種族を見下している感があるが、それでもまだ可愛い方なので他の魔族との関係は良好である。というか彼に適当な理由で喧嘩をふっかけようものなら、魔人が無言で登場してくるのでほとんどの者は手が出せない、というのが正解でもある。

(タイキの中でのポジション:兄貴的な友だち)



□ ヴォーゴ → 無口無表情な、山羊頭の厳格なる親父さま


デーモンを統べるディアボロの腹心の一人で、魔人。全身が焦げ茶色の体毛に覆われており、胴体と腕は人間、下半身と頭は山羊という、人間にとってはステレオタイプな悪魔像をしている。いつも死神の大鎌を携えているが、滅多なことでは使わない。

リジェラスの養い親でもあり、今回、ディアボロの命で新しいネクロマンサー誕生を偵察することになったとき、彼に散々連れて行けと騒がれて(最近暇すぎたから)、困り果てたという小話もあり。

アンデットとの交流は、タイキがやってくる以前からあり、デルフェールやリッパーとは顔なじみ。リッパーとは酒飲み仲間でもある。大概はリッパーの愚痴や、戦闘狂の欲求を発散するのを手伝ったりしていたのだが、最近ではそれぞれ子供たちの話題が増えたらしい。

基本的に、人間以外の種族には寛容で、魔人の中では一番話が通じると言われている。だが無口なので、リジェラスがよく通訳に引っ張り出されたりもする。最近、タイキとしゃべっているところを目撃されてなんやかんや……。

(タイキの中でのポジション:近所の面倒見の良いオジサン)



□ リッパー → 感情表現が豊かすぎる、江戸っ子風の骸骨戦士


狂戦士バーサーカー・スカルという、戦いに戦って血を浴びすぎた、進化したスカルであり、上級魔族。他のスカルたちが、骸骨姿に剣や棍棒といった武器しか持っていないのに対して、タイキの『供給』で強化された鎧兜を装備しており、人間の傭兵なんかもものともしない実力を持つ。

骸骨顔なのに、どのような仕組みか骨自体を歪ませて笑顔を作ったりと、普段は表情豊かなおっさん。「~でぇ」「~だとぅ」など、(作者の考えつくエセな)江戸っ子口調が特徴。お酒が大好きなのだが、体は骨しかないので、鎧の上からしこたま浴びて匂いに酔うという乱暴な飲み方(?)をする。よく、晩酌相手にヴォーゴを付き合わせたりと、顔も広め。最近は、タイキが自分の孫みたいで可愛くてしょうがないと酒の席でヴォーゴに熱を込めて話しまくっているとか。

ただ、基本的にはアンデット以外の種族にはあまり友好的ではないタイプ。ゼフィストリーやロスティスラフには大概けんか腰で話しかけ、空気が最悪になることも多々ある。

(タイキの中でのポジション:親戚のおじさんか、おじいちゃん)



□ ロスティスラフ → 理性のタガが弱すぎる、自分(の容姿)至上主義なナルシー野郎


ヴァンパイア種族を統べる吸血貴族ヴァンプ。銀色の長髪に赤い瞳、そしてある意味ゼフィストリー以上に美しい顔立ちをした青年の姿をしている。黒い服装が多いが、本当はもっとバリエーションを多くしたいらしい。

魔族の中でも特に美形率が高いヴァンパイアの中で、今のところ成体では一、二を争う美しさであり(全体的に見れば幼体であるツェーザリに軍配があがる)、自身もそれを過剰すぎるほどまで認めている。自分で自分の容姿を褒める分には酔いしれる程度で済むのだが、第三者からうっかり「格好いい」「綺麗」などと言われてしまうと、理性が吹っ飛んで魔力の尽きるまで大暴走するほど喜んでしまう。そのため、実力は高いのに……と他の魔族からは残念そうな目で見られ、配下のヴァンパイアたちに多大な迷惑をこうむっている。普段は理性がかっ飛ぶのを押さえるため、専用の自我強化装置という腕輪を複数つけている。

タイキと初めてあったときも暴走したが、タイキ自身の手によって沈静化され、新しいネクロマンサーに興味を抱き、その後もちょくちょく彼の友人として結界を訪れるようになった。基本、アンデットとは相性が悪くないはずなのだが、上記の問題点のせいでデルフェールにまで睨まれてしまっている。他の面々は、言わずもがな。特にゼフィストリーとリッパーとの相性は最悪である。

(タイキの中でのポジション:兄)



□ ツェーザリ → 主人の代わりに多忙で死にそうで叫びたい、そんな可愛らしい側近


突然変異種である、幼体のまま成体としての能力を手に入れた上級ヴァンパイア。ぶっちゃけ、その容姿はリーダーであるロスティスラフをもしのぐほどと影で言われいるが、本人はまったく自覚がない。というか、ヴァンパイアにしては珍しく、もともと自分の容姿に頓着しない性格。

ロスティスラフ対おしおき要員のリーダーであり、彼が何か問題を起こしたら真っ先に諫めるという、ある意味命がけの役割をまっとうする生真面目さをもっている。そのため、表面上はロスティスラフにうっとうしがられることが多いが、その実誰よりも彼に信頼されている。

他種族に対する礼儀正しさはデルフェールと並ぶほどで、彼以上に融通の利かない場面を見せることもしばしば。ロスティスラフがその特殊な性格ゆえ、魔族の中でも孤立しないのはひとえに彼の誠実な魔族らしくない態度のため。ただし、人間には例外的に冷酷。タイキが転生前に人間だったと聞いたときからは、なるべくタイキの前で人間をおとしめるような発言は控えているようだが……。

(タイキの中でのポジション:いろいろと手助けをしてくれる優しい友人)



□ その他の魔族たち!


ゾンビ ~ なんとか人間のようなシルエットをしているが、ほとんどの肉や骨は腐り落ち、デルフェールほど小綺麗なものはいない。腐敗臭の塊でもあるため、他種族にはあまり歓迎されない下級魔族。


マッドハンド ~ タイキには礼儀正しいが、基本的に陰湿ないたずら大好きという、山に迷い込んでしまった人間にとっては最悪とも言える下級魔族。基本的に、手首から肘の長さまで地面から伸びたりできるが、複数体合体することで何メートルもの長さになることが出来る。


ファントムアーマー ~ 装着者の無念が宿った、自我を持つ鎧。大概の者は俊敏な動きで、鎧の大きさに反比例することがない。ある意味、アンデットの中では一番直接攻撃に長けているであろう下級魔族。


スカル ~ 様々な理由で、恨み辛みをこの世に残したまま死んでいった人間の骨だけが動き出すようになった、ゾンビと並ぶアンデットの代名詞的な下級魔族。何せ骨だけなので、大した武具防具を装備することが出来ないため戦闘力は低いが、その再生力と集団行動力は随一。


スライム ~ 半透明なゼリー状の体をしている下級魔族で、その意識レベルは動物の本能程度。現時点ではホロよりも低い。食欲が旺盛で、人間を見かけるととりあえず体内に取り込んで溶かして食べてしまう。



バット ~ さまざまな地域に住む、ビーストのおおこうもり。普通のコウモリとは桁違いな鋭さをもつ牙と爪を持ち、吸血するよりは獲物の肉のほうを好む。より大きいものであれば、背中に一人くらいは誰かを乗せて移動することも可能。



ヴァンパイア ~ 下級魔族と上級魔族の差が、一番曖昧な種族。人間社会のような『貴族制度』をとっている。姿形は人間によく似ていて、耳の形と鋭い牙を隠してしまえば、一般人にはまず見破られない。人間の町に入り込み、適当な獲物から吸血し力を蓄える。魔術の扱いもデーモンと並ぶほど。デーモンが攻撃的な魔術なのに対して、ヴァンパイアは幻術的な魔術が多い。

これで、本当に。


ほんっっっっっっとうに更新停止ができます!!!!!


あっはっは、自分お馬鹿……orz

ここまで来たなら、第一部はさっさと終わらせておけばいいじゃないと悪魔の囁きが……こらリジェ。

そんなこんなで一応区切り。

それでは皆様、また会う日まで~(^^)ノシ

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