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本屋の針谷さん  作者: 孤独タロー
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観測地帯。米


「つまり、言いたい事はピザにパイナップルのせるやつは底無しのアホって事」

「えーとつまり?」

「観測が駄目になったって事さ。もうエージェントをジャパンに派遣するほかないんじゃないのー?」

「とてもデリケートな問題ですから」

「ジョン!! 私はねえ!! 観測観測ってデバッグ作業にうんざりしてるんだよお!! 早くバグを修正してくれなきゃ捗らないんだよお!!」

「エージェントはすでに五十人ほど派遣しました。今までに」

「んん?」

「どんな任務も必ず生きて生還してきた男マイケル。荒削りですが戦闘面でエージェント最強と名高いボブ。情報伝達のプロであるクリス。これらの優秀なエージェントを含めてです。どうなったと思います?」

「続けたまえ」

「もうどこにいるか分かりません」

「オー。ジャパンのあそこには何があるのだろう。普段は観測出来るのにねえ。謎が加速してくるよ。それで? 優秀なエージェントを派遣したんだ。情報は少しでも手に入ったのだろうね?」

「ええ。全てのエージェントが通信が切れる前に一言だけ残しています」

「ふむ」

「神だ。と」

「非科学的だ。私は神を信仰していない。科学を信仰している。つまりは神と呼ばれるに等しい事象があったという事だ」

「……私が向かいます。貴方は私を通して観測を」

「ふむ……よろしい。君に幸運を」



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