学校にて 後編
投稿が遅れてしまい誠に申し訳ございません。
昼休憩だ。お腹が空いたので早く昼ごはんを食べようと準備をしていると
「おーい、一緒に食べようぜー」
と後ろから声をかけられた。見上げると荒川ともう一人の友達である七海 陸が声を掛けてきた。
「そういえば、お前、職業は何だったんだ?」
昼ごはんを食べ始めて暫くしたあと七海が聞いて来る。確か七海は、物理系統だと言っていた。
「あー、魔法系統だったよ」
「魔法系統かー、あれ当たりも多いけど、はずれも多いんだよなー、黒田はどっちだったんだ?」
「ま、まぁ、当たりの部類だったよ」
「だったら、良かったな」
まぁ、当たりの職業でも不遇なのだが、黙っておこう。
系統というのは、職業の種類で物理系統、魔法系統、補助系統、というのがある。
物理系統はそのまま剣術、槍術等の物理攻撃をする職業のことである。
魔法は、その名の通りMPを使い行う超常現象を使う職業、
補助は、ステータスをプラスする職業である例えば、盾使いは身の守りと力をレベルに応じて上げてくれるものである。
特殊系統は、他の三つに当てはまらないものの事をいう。
そして一次職と二次職は、同じ系統になることが多い例えば一次職が剣使い、物理系統であれば二次職も同じ物理系統、槍使いや斧使いが出やすいという事らしい。
「ねぇ、春休みっていつからだっけ?」
荒川の言葉で現実に引き戻される。たしか三年生は、何故か春休みが早かった筈だがどうしてだっただろうか。
「お前、先生の話し聞いてないだろ明後日だよ!明後日」
「そうだった、そうだった、でも何で今年は春休みに入るのが早いんだ?」
「探索者免許を取る為だよ」
「確かにそんな事言っていたなー」
そうだ、明後日だった。先生が言っていたらしいが記憶がない、一体いつ言っていたのだろうか、謎は深まるばかりだ。
話は変わるが探索者は、言わずもがな危険の多い職業である。その為戦闘能力のない人が探索者にならない様に、免許を取っていない人のダンジョンへの立ち入りが、禁止されている。その免許を取る為に長くなるらしい。
勿論僕は、知っていた…ほんとだよ!
「ヤッベ、チャイム鳴ってる……それじゃまた後で!バイバイー」
七海が弁当がらを片付けてさっさととなりのクラスに戻っていく僕らは、僕らで移動教室である急がなければならないと急いで弁当がらを片付けて教材を用意して教室を出る。
「お、おい黒田。お前俺を置いていく気か?
ちょ、待てよ」
「チンタラ食べてた荒川君が悪いんだよ、それじゃ、僕はもう行くね!」
今朝の仕返しである。スッキリとした気持ちで移動する移動した教室で荒川を待っていると女子数人に囲まれた荒川が入って来る。
解せぬ……
学校が終わった。やっと帰れる。
「オマエ、オレト、カエル」
「分かったからそのカタコトやめろ」
「サキ二カエル、ユルサナイ」
「はいはい、ごめんごめん」
終礼が終わりそそくさと帰ろうとしているとカタコトになった荒川に、呼び止められた。どうやらまだ昼休憩の件を根に持っている様だ。
「だったら早く帰ろうぜ」
「おっ!今から帰るとこ?だったら一緒に帰ろうぜ」
廊下でうだうだやっていると隣のクラスの終礼も終わり七海がやって来る。そのまま三人で話しながら帰っていると僕達を見る視線を感じる……いや正確に言うと僕以外を見る視線だ。そう、イケメンな、荒川と七海を見る女子達の視線だ。勿論僕には、一切向けられていないそれなのにこんな視線を浴びせられないといけないわけだ。だからコイツらと帰るのは嫌だったんだ。
何とか家まで辿り着き部屋に入る。そのまま寝てしまいところだが宿題があるのでそうは、いかない30分程休憩した後机に座り勉強を開始する。今日の宿題は、モンスター学のスライムについてだった筈だモンスターにもやはり等級がある。モンスターの等級は、九級から一級までありスライムはその最下級である九級だ。特徴は物理攻撃の軽減である物理ダメージを80%軽減するらしい物理系統には天敵だがその分HPは少ないので僕の様な魔法系統にはいいカモである。スライムは、大半のダンジョンには生息可能(生息している訳ではない)で高い環境適応能力を有しているしかし生殖能力の有無は、分かっておらず
どの様にして増えているかは、謎に包まれている
「帰ったぞー」
玄関から野太い父の声が聞こえる。父がズンズンと廊下を渡る音が聞こえ僕の部屋で音が止まりドアが開かれる
「おっ!帰ってたか!勇輝」
「お帰りなさい、お父さん」
昨日と変わらない姿の父が現れる。
「桜は、もう帰ってきてるか?」
「うん部屋にいるよ」
「そうか、また後でな」
父が部屋を出た後妹の部屋の方向である左に曲がり、歩いていく。すると
「桜!今帰ったぞ!」
「五月蝿い部屋に入ってこないで!」
「そんな事言うなよ」
「ウザイ!出てって」
父の硝子のハートが砕ける音が聞こえた。
涙目であるのは容易に想像できる。
「勇輝ー、飯だぞ」
「はーい!」
宿題が終わりゲームをプレイしていると父から呼ばれる。どうやらご飯が出来た様だ。
階段を降りて居間に行く。行ってみると父と母は、いるが桜が居ない。暫くすると階段を降りる音が聞こえて来る。桜が今、居間に来た様だ。もう一度言おう、今、居間に来たのだ。四人揃って晩御飯を食べ始める、やはり妹は、一言も喋らない。
「2人共、最近学校は、どうなんだ?」
「僕は、まあまあだよ」
「………」
「桜はどうなんだ?」
「………」
桜は、相変わらず無視である。桜は、大口に御飯を食べ終えると少々乱暴に食器を片付け大股に自分の部屋に戻って行ってしまった。
父は、また涙目だった。
風呂に入った後もう明日の用意も終わっているのでさっさと布団に潜って目を閉じZzz
勇輝「あのー、ダンジョン探査回はまだですか?」
筆者「しゅ、しゅ、主人公君!何でいるの?!」
勇輝「桜に代理頼まれまして」
筆者「そっかー、次回からダンジョン探査回だよ」
勇輝「ありがとうございます」
筆者「主人公君は、丁寧だね!誰かとは大違っ!!」
勇輝「どうかしました?」
筆者「何処からか殺気が、いやいやそんな訳ない」
勇輝「??」
筆者「気に入っていただけましたらいいね、ブックマーク登録、ポイントよろしくお願いします」
「「それではここまで読んで下さりありがとうございました」」