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希望が消えた件について

2023年4月16日、物語を分かり易くするための加筆を行いました。

「それで前田さんそのユニークスキルはどんなスキルなんですか?」

「おう、サモナーの職業スキルだからな、期待できるぞ!」


職業スキルとは職業にセットで付いているスキルのことだ。

例えば、一般的な職業である剣使いや魔法使いは剣術、属性魔法といったスキルが、僕の場合はサモナーの職業にサモンが陰陽五行使いには陰陽五行術が付いている。今回ユニークスキルが付いていた、サモナーは簡単に言うと倒したモンスターを自分の味方として召喚し、使役する職業だ。

最強職を決めるアンケートでも毎回トップ4に入る程強いのである、召喚し使役する従魔は無制限で、クールダウンはあるもののの、無限に従魔を生み出すことが出来る、ただ一体一体のステータスは決して高くないため広範囲を攻撃できるスキルを使うと一気にやられてしまう欠点がある、しかしその欠点があってもなお強く、サモナーということだけで色々なパーティから引くて数多なのである。そんなサモナーの職業スキルであるサモンがユニークスキルなのだ。きっと強いに決まってる!


「詳細が出たぞ何々……えっ?!」

「どうだったんですか?もしかしてそんな強いスキルだったんですか?」


前田さんがステータスの見れるボードを操作して固まってしまう、そんなに凄いスキルなのかと期待に胸を膨らませながら見るとこんなことがかかれていた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


【⭐︎サモン】

このスキルはサモナーに付属している。

このスキルは自分が倒したモンスターを一定確率で召喚し使役することができる。

⭐︎の効果として召喚したモンスターが能力が1.3倍にされた状態でパーティに入る

この時モンスターは人と同じ扱いを受ける

パーティが満員だと召喚することができない

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「何ですか?このスキル、長所が潰されているじゃないですか」


そう、先程も言った通りサモナーの強みは人海戦術(人ではないが)であって一体一体は中堅の探索者が一人で5体倒せるほど弱いのであるパーティメンバーの人数は限界で六人であるモンスターを召喚する為に枠開けるより人を入れた方が強いのだ。人はHPが0になると気絶という状態異常になるそしてHPが−100になると死んでしまうのだがパーティだった場合まだ気絶していない人が優先して狙われる、もう気付いたかもしれないが人と同じ扱いになるということは従魔も気絶するということだ。気絶すると勿論行動不能になるし次の従魔が召喚出来ないのである。

そしてまだ悪い知らせがあるパーティだった場合経験値は等分されるつまり従魔分の経験値が入って来るのだ従魔はレベルアップ出来ないつまりこの経験値は完全に無駄なのだ。

期待に膨らんでいた胸が穴の空いた風船の様に縮んでいくのがわかる。


「元気だせって、坊主別にそのスキルだけで将来が決まる訳じゃないんだ」

「そうですね、ありがとうございます」


そうだ別に探索者にならなくていいんだ。と思うと心が軽くなる探索者は憧れだったが、別に探索者以外の道もあるのだ気楽に行こう


「これでステータスの確認は終わったな!

ここに名前書いてくれるか?」


渡されたのはステータスの本人確認証だ。スキルは迷宮外でも一部若しくは特殊な条件下では使用可能である。28年前探索者によるスキルを用いた殺人事件が頻発しステータスを戸籍に登録されるのが義務化した影響らしい。名前を書き印鑑を押す。これでステータス鑑定が終わったのだ家から出てまだ2時間弱だがどっと疲れた。家に帰ってたら寝ると心に誓った。


「よし、これでステータス獲得は終わったな

元気でな、坊主」

「はい!ありがとうございます」

扉を閉めると元来た道を戻って迷管省の外に出る、まだ2月だが春の香りがした。駐輪場に置いていた自転車を出し漕ぎはじめる。ステータス確認時には、それどころでは無かったが2次職は、陰陽五行使いだった。2次職は見ての通り2番目の職業である、一次職より効果は劣るがその職業のスキルを扱えるものである。陰陽五行使いは、魔法使いの様なものである、発動には護符というものを使うが威力が魔法の1.5倍になるのだ。しかし二次職なので威力が減り魔法の0.9倍(二次職の魔法使いの1.2倍の威力)の威力しかないのである。

家に着き自転車を止めると家に入り自分の部屋に転がり込み重い体を引きずって布団に入る。それじゃみんなおやすみ!








黒田妹「私に何か言う事ない?」

筆者「すみません説明に時間がとられてしまって」

黒田妹「次回は絶っっっ対出しなさいよ」

筆者「は、はい(た、助かった〜〜)」

筆者「気に入っていただけましたら、いいね、ブックマーク登録、ポイントよろしくお願いします」

黒田妹・筆者「「ここまで読んで下さりありがとうございます!」」

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