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雑記(仮題)  作者: soo
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頑固なことと、信念を持つことを私はよくゴッチャにしてしまって、そこはそんなに意固地にならんでもって自分でも思うことが今まで散々あったから、そこだけは気をつけていきたいけどね。

 去年「はじめての小説講座」を受講して無事に修了したんだけど、今年は「エンターテイメント小説講座」に申し込みをして、ついこの間第一回の課題を無事に提出してきた。「はじめての~」が初級講座だったので次は中級を受けてみようかなと思ってさ。本音をいうと同じ初級講座の「はじめてのエッセイ講座」と迷ったんだけど(エッセイとか日記とかそういうのも上手くなりたいと思っているし)、小説とエッセイ両方一気に上手くなろうっていうのは、ちょっと難しいというか欲張り過ぎというか、頭の中に「二兎を追う者は一兎をも得ず」っていうことわざが浮かんじゃって。あと、エッセイと小説のどっちがより書きたいのかといったら圧倒的に小説だから、そっちを頑張ろうと思ったのよな。そういうわけで今年は「エンターテイメント小説講座」の修了目指して頑張るよ。

 第一回の課題の一つ目は「あなたが小説を書きたい理由を200字程度で書け」というもので、これが二つ目、三つ目に比べると私には断然難しかった(他の二つは書きたい小説の概要とかタイトルを書くっていうものだったからね。そんなんいくらでも思いつくからパッパと書けた)。そんなん「好きだから」以外の理由がないしね。でも200字程度ってことは一行は駄目だよなあと思って、雑想ノートに色々書き出しながらちょっと真剣に考えてみた。そしたら三つの理由が出てきたよ。


「私が小説を書きたい理由は三つ。一つは物語を考えることが好きだから。二つ目は文章を読むことが好きだから。三つ目は物語に限らず情報を得るときも発信するときも、文章が一番好きだから。昔、漫画や写真に挑戦してみたことがあるけれどあまりしっくりこなかったし、映画や漫画が嫌いなわけではないけれど物語を味わうときに一番楽しめるのが結局のところ小説だったからというのが、小説を書きたい理由です」


 これ、課題に書いた答えそのまんまのコピペなんだけど、読み返すと何かすっごい文章書くの好きな人みたいで笑える。こんなに好きなんだから、小説もちょっと私に歩み寄ってくれてもいいのになって思ったりもするよね。でも片思いでもなんでも、好きなんだからしゃーない。私が好きだからといって、相手が私を好きにならなきゃいけないわけでもないからね。それに、片思いの状態でも変わらず好きで書き続けられるっていうのは、もはや一種の才能なんじゃないかって最近は自惚れているところもある。課題を書きながらしみじみ思ったよ、小説書くの大好きなんだなーって。こんなに好きなんだから、これより好きになれるものがない限り中々やめられないような気がする。そして、そういうものを持っているのってそれだけで結構幸せかもなーなんてね。あとはここに人気とか評価がついてきたら言うことないんだけど、まあ、そこは運命の神さまに委ねるよ。人事を尽くして何とやらってね。


 まだボンヤリしたイメージなんだけど、最近は何となく自分が書きたいテーマのようなものがちょっとずつ見え始めていて、でも同時にそれがハッキリしたとき、諦めなくちゃいけないものもあるんだろうなって思い始めてもいる。ただ、それでも書きたいと思うならそれは自分でも極めたほうが幸せになれる気がするので、恐れずにやってみようと思うよ。頑固なことと、信念を持つことを私はよくゴッチャにしてしまって、そこはそんなに意固地にならんでもって自分でも思うことが今まで散々あったから、そこだけは気をつけていきたいけどね。まだまだ書きたいものがいっぱいあって、それはもしかしたら大勢の人に求めてもらえる作品にはなれないかもしれないけどさ。でも、いいんだ一人でも読んでくれたら。そして私は必ず読むわけだから、本当のボッチにはならないのよな。自演やんって言われたらそれまでだけど、このくらいは許してくれ~!

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― 新着の感想 ―
[一言] 小説を書くのが好きな3つの理由、素敵だなあと思いました。 筆者であるsooさんが、思考の深いところでいろいろ考えながら、海辺を裸足で歩いているようなイメージが浮かぶ文章だなと思いました。読み…
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