「え、いきなり何よコイツ」って思われないよう、ちょびっとずつ話しかけてみようかな。いや、分からんけど。
あんまり楽しい話じゃないんだけど、実は例の結婚をめぐるガチバトル以降ずーっと心身がやられ気味で、朝活では小説がろくに書けない上に食べ吐きが続いている状況だったりする。特に食べ吐きはこれが初めてじゃなくて、過去に何度もそういう時期を経験してるから「いよいよヤバいのか?」って感じてちょっとビビってます。一ヶ月前はあんなに絶好調だったのにな~悔しい悔しい。頑張って保ってきたよい習慣や状況を、くだらないことでぶち壊されたことに心底落ち込んでしまう。はああ……せめて吐くのだけでもやめないとなあ。いや、まあほっとけばそのうち収まるんだけどさ。
自傷行為って、心の痛みを可視化している説があるけど、私の場合は何かちょっと違う気がしてる。何がどう違うのかっていわれると上手く説明できないんだけど、ある程度以上のダメージを受けたとき、そこからじゃ浮き上がれないんじゃないかって説を推してる。中途半端な落ち方だと、上げるためのパワーも中途半端で、でも私そういう微妙なさじ加減が下手くそなのよな。だから一度どん底ってほどでもないけど、状況を一旦最低に落として、そこで力を溜めて浮上してるのかも。別に苦しいとか何も思わないしな。どんだけ吐いてても「吐いてる」だけで終わる。やっぱどっか変なのかもね。でも、これが自分だからしゃーない。他の存在になれるわけじゃなしに。
今日は四月に参加予定の同人イベントの参加案内が届いてちょっと楽しくなりかけたんだけど、スペースナンバーをツイッターの名前に書き加えているところで結婚相談所からの電話が来て、例の強要されてた見合いの話がまとまったっていう話だった。何で今なんだよ~って腹が立ったし、電話の向こうのスタッフに殺意すら覚えそうになったんだけど、すぐ「この人は何にも悪くないもんな」って思い返して耐えた。何でこんな我慢しなきゃいけないのかなーって思ったりしながらね。相手が断ってくれることを毎日毎日祈ったのに、効果なかったみたい。まあ、釣り書きだけみたら私、そんな条件悪くないもんな。年齢はアレだけど、金も仕事もあるし、顔もそこまでの不細工じゃないし(美人でもないけどな)。適当な物件の条件を揃えてるのは、別に見合いの釣り書きのためじゃないのに、結果そういうのが変な「売りポイント」みたいになっていて心底ウンザリする。金も仕事も、身なりすら、私は私が楽しく生きるために頑張って手に入れたものなんだけどな。本当に、それだけのためのものなのにな。それらを全部放り出したら見合いの話なんか来なくなるんだろうけど、そのためだけに自分にとって意味のある、今まで大事にしてきたものを失うのは悔しいんだよ。
理想の人生って何だろうって思ったとき、私が思い浮かべることは大抵「自分のお金でしっかり生きて、出来るだけ長く小説を書き続ける」ことなんだけど、それだけの夢を守るために、定期的に身内や社会から心にダメージを与えられるなんて、酷い時代に生きてるんだなって思う。でも、百年前の世界を考えたとき、この先の百年は違う世界になるんじゃないかっていう想像もしている。私がここで自分を見失って、色んな圧力に負けて夢と自由を手放したとき、一つの可能性が消えるんだって気持ちで踏んばってる。私一人が抗ったところで何になるのかって気もするけど、でも、たとえばガリレオ・ガリレイは「地球はそれでも回っている」って言ったとき、それが世界を変えるってことを想像していなかったと思うんだ。ただ、自分の信じるものを諦めなかっただけで。私が自分の理想と夢に生きることは、ガリレオの功績に比べたら塵ひとつの価値もないだろうけど、でも、こういう人が100人、1000人ってどんどん増えていったら、いつか世界が変わるんじゃないかなって思ってる。千年後の人たちが、誰でも自分が思うように生きられるように、今の私たちが自分を諦めないことで遺せるものがあるって信じてるとこある。何だろう、絶望して生きるのって勿体ないじゃん。
それにしても、春のJ庭のことが今さら心配になってきちゃったよね。イベント前はいつも「もう少し交流ちゃんとしとけば良かったな」と思いながら、ツイッターのタイムラインで声をかけあってるフォロワーさんたちをこっそり羨ましく思って後悔してるんだ、これでも。「当日誰も来ない状況」を想像して震えたりするし。特に今回は冬コミの新刊をそのまま持ち込んで、J庭で新刊を出すわけじゃないからさ。そして、私の本を本気で欲しくて待っててくれた人たちは、多分大部分が冬コミ後の通販で買ってくれているだろうから、当日は買うものないのよな。はー、考えたらすごくハラハラしてきたよ。大丈夫かなあ、私。今度こそ、ゼロあり得るよ???
でも、それも自分で選んだことだからさ。嫉妬にまみれながら人の輪にいるくらいなら、一人で虚勢張ってるほうが誰にも迷惑かけないもんな。しょーがない。イベント参加に少しずつ復帰を考えてるから、今後はちょっとずつ交流も頑張ろうかなって思ってるけど、今さらかもしれんしな。「え、いきなり何よコイツ」って思われないよう、ちょびっとずつ話しかけてみようかな。いや、分からんけど。結局、何もしなそうだな自分。それはそれで、しゃーない。
幸い、当日ぼっちで寂しいから友だちに「お手伝いしてくれ~」ってお願いしたら快く引き受けてくれたので、誰も来なかったら友だちとスペースで延々「東京卍リベンジャーズ」について語り合うことにするよ。前日はヒグチユウコ展行くし。サスペリアのアートワークが滅茶苦茶楽しみ。本当に全然人がこなかったら、そのときは友だちとヒグチユウコ展とお喋りのためにきたって自分を騙しまくることにする。ちなみにスペースナンバーは「に15b」なので、どうぞよろしく!