子どもの頃、一回だけタルタルステーキをどうにかする話を見たことを、今もう一回見て思い出した。
少し前から節約を趣味の一つに加えたんだけど、これが始めてみると中々楽しくてちょっと生活も変わった気がする。特に洋服は数を絞ったぶん大事に手入れをするようになって、毛玉取りに失敗して穴を作っちゃったニットをYouTubeを見ながら直してみたり、漂白剤が飛んで色抜けしちゃったところを布染色ペンで染め直したりするのが楽しい。染め直しをしてくれる業者を探したりとかもね。今着ているグレーのニットに飽きたら、新しいのを買うんじゃなくて染め直しをしてみたいな。
生活を変えるってどんな感じなのか、前は全然想像もつかなかったんだけど(そして何かしら見て影響を受けたような気になって、実践して続かないのくり返しなんだよね。わはは)最近はちょっとコツを掴んだ気がする。現に去年の今ごろとは全然違う生活をしているし。生活を変えるには、案外何かを新しく始めるより、まず何かをやめることのほうが大事かもっていうのが私の体感です。
何で節約の話をしているかっていうと、その一環でアマプラを活用するようになって、そこで始めてきちんと「Mr.ビーン」を見てるよっていう話をしたくて。へへへ。Mr.ビーンって名前は知ってたし、ビジュアルも知っていたんだけど、実はちゃんと見たことがほとんどなくてさ。子どもの頃、一回だけタルタルステーキをどうにかする話を見たことを、今もう一回見て思い出した。多分テレビでやってたんだろうな。今、普通にテレビで放送しようとすると中々難しそうな話もあるけど、大人になって見てみると面白いなーって楽しんでます。笑えるっていうより、オチとか毎回の話の構成が好きなの。一応、拙いながらショートショートも書いているのですごく勉強になる。こういうの思いつく人、本当に凄いなあ。あと、アニメ「プイプイモルカー」もそうだけど、台詞がほとんどなくてもモーションや表情だけで状況が伝わるのも凄いよね。小説で台詞なしはかなり難しそうだけど(逆に台詞のみっていう縛りでは作品を書いたことがある。何かのアンソロか、企画に提出した記憶があるんだけど、何だったかは忘れちゃった)今度チャレンジしてみようかな。
今日、妹とドライブをしていたときにどういう話の流れだったか忘れたんだけど「何でストーリーとか考えられるの?」ってきかれて、そんなこと考えたこともなかったから「え……」って思わず悩んじゃったよね。生活してる中で何か普通に「こういうの書きたいなあ」ってなる、みたいな下手くそな回答をしたわけなんだけど、そしたら「降りてくるって奴?」とか言われて、思わず赤面しちゃったよ。いや……そういうのではない、って返したけど。本当に違うし。違うのか?
アイデアが降りてくる、っていうの、恥ずかしくない? 私、なんかそれ滅茶苦茶恥ずかしくなっちゃうんだよな。人が言ってる分には「凄いなあ。さすがだなあ」って思うんだけど、自分になると何かすごく恥ずかしくなっちゃって、いやいや違う違う! ってなっちゃうとこある。だって、天才っぽい感じするじゃん。降りてくるとか格好良すぎる。天才っぽさが半端ない。それがサマになる人はいいけど、私が天才っぽいこと言ったってただただ勘違い野郎でしかないもんなーとか。
妹は小説を読まないし、むしろ読書自体ほとんどしないんだけど、そういう人から見るとストーリーを書くっていうのは本当にとんでもないことらしくて、そういうもんかーって不思議な気持ちになったりしてた。自分が小説を書いていると周りも書いている友だちが多くて、書くのが当たり前みたいな世界観で生きてるから「書くこと」をあんまり深く考えてなかったけど、そういうことを全然しない人たちにしてみれば、そもそも「書いてる」ことが「何で出来るの?」らしいです。私たち、ちょっと凄いのかもしれないね。
まとまらない感じになっちゃったな。今日はここまでにしときます。良ければ「何で?」に答えられる人は、その答えを教えてね。