私の役目はきっと終わったんだ。それなら、次の場所へ行かないとね。
今まで生きてきて引っ越しは五回、そのうち三回は成人後にしたものなんだけど、今年のうちに六回目の引っ越しをすることを決めた。今日いきなり決めたわけじゃなく、少し前から「そろそろ引っ越そうかな」とボンヤリ考えていたんだけど、転勤の話が出たりもしたから「そのときまではいいかな」と思ったりしていたんだよね。でも、もうハッキリ「引っ越そう」と思ったので、今年中に新居へ移ろうと思う。部屋探しはすでに始めたんだけど、中々良さそうなところがすでに幾つかあってちょっとワクワクしていたり。十年ぶりの引っ越しで、久しぶりの一人暮らしになるので、新居に移ったら友だちを沢山招待しようと企んでいますウヘへ。
2022年の春からずっと断捨離をしてきて、今は多分スーツケース一つで引っ越し可能なくらいに荷物が減っているんだけど、もしかしたらいきなりそんなことになったのは、こうなることを神さまが見越していたのかな~なんて思ったり。最近はちょっと断捨離が停滞していて、それは今の環境で生活する分には不便がないくらいの煩雑さだったというのがあったんだけど、引っ越しをするとなれば話は別よ。新しい城(以降新居は城と呼びます)に持ってゆくか否か、で判断するからね。洋服は多分あと三枚くらいは減らせるし、家具は何も持っていかない(そもそも気に入らないデスク以外の家具ないし)。確実に持っていくのはPCと、SONYのグラスサウンドスピーカー、あとお掃除グッズと美容関係の小物と、服と天体望遠鏡かな。プレゼントでもらったお気に入りの小物たちもババーンと飾る場所を作るぞ! 本は結構減らしたけど、引っ越すなら今の半分でも多いかも。考えるとすごいワクワクしてきた!
今日は本当に朝から最悪の気分で、ものすごく天気が良くて素敵な休日になるはずだったのに死にたくなるほど落ち込んでてさ。もう世界中が敵というか、自分の存在を全否定されたというか、そんな感じでね。まだこの年齢になって、身近な人にこんなにも理不尽で一方的に傷つけられることがあるんだなあって思ったりもした。家族って本当に厄介。そして毒親って言葉をなるべく自分の親には使いたくなかったし、そうだと思わないようにしてたけど、駄目だね。真実をそろそろ認めなくちゃいけない。私の親は毒親だったみたいです。あはは。
でも引っ越そうって決意ができたから、今朝のことも無駄じゃなかったって思うことにする。妹たちの家族と離れることは寂しいし(姪っ子や甥っ子の子守りは大変だけど楽しくて大好きだった)、妹たちも「行って欲しくない」と言ってくれたけど、でも一方で「お姉ちゃんはよくやってきたよ。自分のために出て行った方が良いと思う」と背中を押してくれた。お休みのときは遊びに来てくれると言ってもくれたしね。家族全員が私の敵じゃないのが救い。味方もちゃんといる。
上手くいえないんだけど、多分身内とか他人とか関係なく適切な距離ってあるんだろうね。私はずっと「家族とは絶対に一緒に暮らせない」と思って一人暮らしをしていたけど、母親が倒れたり、父親が病気したり、妹と母親が険悪になったり、色んな理由で家族がバラバラになりかけて、自分が何とかできればって十年前実家に戻ったところがあったんだ。別に一人暮らししたって良かったんだけど、そのときはそれがベストな選択だと信じてたし、自分で選んだことだったのは間違いない。でも、この十年色んなことが上手く回るようになって、そうなったらまた私と両親の距離感はおかしくなって、彼らが昔みたいな毒親に戻っちゃった。もしかしたらこのまま、一緒に暮らしながら老後の世話をして、妹たちの家族の子育ても助けて、そうやって家族の便利屋さんみたいな立場で生きていけるかなって期待してたとこもあったんだけどさ、駄目だったよ。でも、自分はできることはしてきたと思う。私の役目はきっと終わったんだ。それなら、次の場所へ行かないとね。
私たちの体は常に代謝をしていて、それは人間関係も同じだよね。他人との関係ではちゃんと分かっていたのに、身内になるとちょっと見失っていたよ。そういうわけで、遅まきながら家族との関係も断捨離しちゃうよ! すぐには書けないと思うけど、その顛末もいつかこんな風に文章にして世に放流したいね。きっと誰かの役に立つ気がするし、ウヒヒ。
節約生活もだいぶ板についてきたし、引っ越したら一人暮らしのエッセイでも書こうかな。本格的なミニマリスト生活にも挑戦したかったし。人生、何でも芸の肥やしにしていかないとね。トラブルもネタと思って楽しんでやるぞ~! また熱帯魚も飼おうかな。前に一人暮らししていたときは飼っていたんだ。震災で水槽が落っこちて全滅しちゃって、それが悲しくてもう二度と飼わないと思っていたんだけど、そこも代謝していかないと。ベタか淡水フグか、メダカも捨てがたい。うむむ。
色々あるけど、元気ふり絞って笑うよ。元気で笑えば何とかなるさ!