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……私は、こう思いたい→ああ、やっぱりそういう方だった
……他者を好意的な目線で常に見続けることはある段階までは大事だと私は思う
リアルな対象との乖離が起きていなければある程度の幻想はあってよい
そもそも人は、皆、自らを理想へ近づけようと 獣の自分を理性で覆い、人間を装って常に無理をしている
人として最低限居られるようにマナーを守り、人であろうと頑張っているのだ
人には感情があり、傷つけてはならないと知れば一生懸命傷つけないように考えて振る舞う
獣にそんな芸当が出来るのか
人間だから出来るのよ と人間は無茶を言う
皆人は人であろうと常に頑張っているのだ