表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【最初の魔法使い】  作者: コトワリ
第1章 最初の魔法使い
53/183

第五十三話 大人子供

アム「ふー…そろそろつくか?」


俺は指定位置へと向かっていた。俺の指定位置だけなんか遠かった。どうゆう理由で場所を決めているんだ。

その時、携帯が鳴った。


アム「ほう、シロが見つけたか。あいつもやるときはやるな」


倒したら行くと言い、俺は少し早足で向かった。

シロの奴は戦闘はピカイチだがそれ以外が残念だ。このまえ勉強をしたことがあるか聞いたら勉強というものすら知らない感じだった。…よほどの環境だったのだろう。

そんなことを考えていたらついた。


アム「ここだな。」


リハン「そうだよ。君か、僕の相手は」


広がった場所に前あった大人びた子供がいた。


アム「えーと…リハンだったか。確か」


リハン「そうだよ。名前を覚えてもらって光栄だね。」


相変わらず口調が大人びている。博士でも入ってるんじゃないか。


アム「ん?お前…本ないのか」


リハン「そうなんだ。反FW勢力で本を持っているのはボスと伐戸だけさ。残念ながらね。まぁ伐戸は頭が残念だが戦闘面はすごいんだ。僕じゃ勝てない。ボスのほうが強いとは思うけどね」


アム「そうか。俺にも伐戸のような仲間がいる。…というか前々から思っていたんだがお前らボスの顔すら見たことないんだよな?」


リハン「まぁ、そうだね」


アム「ならどうやって反FW勢力ができたんだ?」


リハン「ネットさ。今どきはそんなもんだよ。」


アム「なるほど。…ついでにもう一ついいか?」


リハン「いいよ」


アム「お前の能力はなんだ?」


リハン「教えない。だって敵だよ?」


その瞬間リハンがこちらに走ってきた

戦闘が始まったのか


アム「それもそうだな」


そう言って俺は戦闘態勢に入った。

リハンのパンチが飛んできた。

俺はガードをした。


リハン「意味ないよ」


ガードしたはずなのに大きい衝撃が俺を襲った。


アム「何!?」


確かにガードしたんだが…ガード貫通の能力か?そんなもんあるか?

とにかく攻撃していかなければ能力どころか勝てもしない。


アム「《レベル・100》魔神斬!」


俺は斬撃をリハンに飛ばした。


リハン「おっと」


リハンは体をそらしギリギリよけた。

中々身のこなしが上手い。これは倒すのに手間がかかりそうだ。


アム「やるな」


リハン「どうも」


そうして攻撃がまた炸裂した。

ガードしているが、それでもダメージが入る。

何の能力なんだ


アム「ぐあー!なんだこの攻撃!おら!《レベル・500》魔神破!!!」


リハン「これは…仕方ない」


その時、リハンが手を前に出したかと思うと薄水色の力のようなものが打ち出された。

俺の攻撃は上にそらされた。


アム「なんじゃそりゃ。」


リハン「これが僕の能力、波動の能力さ」


アム「余計わからないぞ…ビームみたいなものか」


リハン「見えない力の塊みたいなものさ。それにこの攻撃は貫通する。正直本なくても十分強いのさ」


アム「そうっぽいな…能力が分かっても対処できねぇな」


リハン「残念ながら」


今までで一番よくわからない。なんだ、波動って。


アム「まぁいい…何にせよ!勝てばいいのさ!」


そう言って翼を背中からだし空を飛んだ


リハン「ずるいなぁ」


リハンは俺めがけて波動を放った


アム「効かん!」


俺はその攻撃を弾いた


リハン「めちゃくちゃだな」


アム「それが俺の取柄さ!」


俺は闇を体にため、最大の必殺技を放つ準備をする


リハン「これは…やばいな」


攻撃を俺にはなっていくが翼の使い方を熟知している俺には無意味だった。


アム「さぁ!行くぞ!必殺技を喰らうがいい!」


グラの必殺技みたいなのがやってみたくてつくってみた攻撃。ユラに見せたらこんなん誰に使うんだよ、とあきれられた。


アム「《カンスト》・魔王零双破!」


二つの黒い、どす黒い闇の攻撃が龍のようにうねりうねってリハンへと向かう


リハン「くっ!」


リハンはとっさに波動を放ったが双竜の前に無意味だった。




アム「…生きてるんだな」


リハン「…グ八ッ…ごほごほ。瀕死だよ」


あれを受けてよく生きてるな。波動でかなり威力が削れてしまったか?


アム「ほら、能力よこせ」


リハン「仕方ない…もっと上を目指したかったんだがな…せめて本さえあれば」


アム「まだまだ子供だな、安心したぜ」


能力をもらってから俺はそういった。


リハン「なんだと?」


アム「過去を後悔しているようじゃ、まだまだ子供だって言ったんだよ」


そう言って俺はその場から去った

シロがボスの場所を見つけたんだったか

…割とダメージを喰らってしまった 


アム「まぁ…少しくらい休んでも大丈夫だろう、グラが行ったそうだし」


そう言って俺は寝た。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ