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【最初の魔法使い】  作者: コトワリ
第1章 最初の魔法使い
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第四十話 強くなろう

ユラ「さぁ、お前ら。ちょっと集まれ、話したいことがある。」


アム「へい、何さ相棒?訓練はいいのか?」


ユラ「いったんな。さて、まず聞きたいんだが俺はクラリタってやつをぶっ飛ばしてやりたい。それは完全な俺の問題。能力を取るとか言っていたがお前らにはなにひとつ関係ない。」


ドク「まぁ・・・それもそうですな」


ユラ「そこでお願いをしたい。俺に力を貸してくれないか。俺一人じゃ無理なんだ。」


そう・・・こいつらにとっちゃ何一つ関係ないのだ。ヒーローとして悪を救うべきだとは思うが、悪を決めるのは人それぞれだ。だから今回の件は俺一人の問題なのだ。


グラ「はぁ・・何当たり前なこと言ってんのさ。もちろんだよ」


アム「当たり前に決まっているだろう?第一相棒の能力が取られたら誰が俺と戦ってくれるのだ」


ドク「もちです」


シロ「んー・・・まぁ・・ぐらが・・・やるなら…」


グラ「あ、僕基準なんだ」


アム「なんかなつかれているよな・・・」


グラ「髪似てるからじゃない」


ユラ「その話はあとでもいいだろう。・・・とにかくありがとうな」


ありがたいものだ。仲間というものは。


ユラ「それでだ、俺らは強くならなきゃいけない。ここ最近考えていた。強くなる方法を」


この数日間俺はこのことを考えていた。まず、俺は黒の炎を使いこなさなければいけない。火力がまだまだ足りない。次に・・・


ユラ「グラ、お前の能力はもっと極められるはずだ。重力は何も下方向とは限らない。いろいろなイメージから考えていってくれ」


グラ「イメージね…らじゃ」


ユラ「次、アム。お前は本を探せ。というか、お前が一番のカギだ。クラリタには正直勝てる気がしないがお前となら勝てる気がする。だが本がないのが決定的な問題だ。だからさがせ」


アム「いやぁ・・・その本をクラリタってやつが持っていたらどうするんだよ。」


ユラ「・・・知らん。頑張れ」


アム「んなむちゃな・・・」


ドク「手伝いますよ、私も本欲しいですしね」


アム「ありがとう!博士!」


アムとドクは握手して


アム「じゃあ当てもないが探しに行ってみる」


といってドクと出て行った。

で、後は・・・


ユラ「シロ。お前はもう十分強い。だから俺やグラの訓練相手になってくれないか」


シロ「いいよ・・・」


それから、俺らのクラリタを倒す準備をはじめた。

まったく黒の炎を使いこなせる気がしない。


ユラ「ううーん・・・どうすりゃいいんだ・・・」


そんなことを考えていたらシロがやってきて


シロ「なんだろね・・・なんで・・できないんだろ・・」


ユラ「イメージが足りないのか?」


シロ「どうゆう・・・イメージ・・で・やってる・・・?」


ユラ「黒く燃え上がらせる・・・みたいな」


シロ「んー・・・アド・・バイスになるかは・・わからないけど・・・クラリタ様は・・・静かな感じでやっていた…よ?」


ユラ「様はつけなくていい」


シロ「あ・・・ごめん」


ユラ「静かに・・・か」


そんなことを考えていたら


アムが扉をバン!と荒々しく開け部屋に入ってきた。


ユラ「どうしたんだよ・・・」


だが何も言わない

そこでドクがきて・・・手には本を持っていた


ユラ「その本なんだ?」


ドク「あぁ・・・我の本ですよ。今日湖のあたりを探索していたらマンホールから水があふれていましてね。それ以外はあふれてないのに、です。不思議なことに。なので水を操り中に入っていったら本があったのです。我の。」


ユラ「なるほど・・・それがアムの本じゃなかったから・・・」


ドク「そうゆうことです」


まさかの手伝ってくれるほうがお目当てのものを見つけてしまったら泣きたくもなる。


ユラ「で、ドクはその本でどうなったんだ」


ドク「世界中に存在する液体すべてを生み出すことができるようになりました」


ユラ「チートじゃねぇか」


ドク「まぁ、戦闘面じゃあまり活躍しないでしょうがね」


ユラ「操る制度も上がったんだろ」


ドク「そうですね」


ユラ「強くなったならいいんじゃないか」


会話をしていたらキッチンから声が


グラ「ユラくーん。おなかすいたー。ご飯にしよー」


ユラ「あぁ、わかった。博士、行こうぜ」


ドク「はい。アムさんも、行きますよ」


アム「うぅ・・・」


その日は鍋だった。やっぱりグラは料理が上手い

褒めてやったらもう一杯くれた。

ありがとう、そしてお腹いっぱいだからいらない。



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