第三十六話 鳥人間
クラリタ「おぉ・・・それが黒の力。もう使いこなせるのか?果たして私の黒の炎と同等なのか・・・見ものだな」
使いこなせるか・・・そう聞かれたら使いこなせないとしか返せない。あれからまだ全く時間がたっていない、一回出してみたが、全く使えなかった。だが以前より代償は少なく感じた。
今回で二回目・・・果たして使えるか。
クラリタ「さて・・・ちょっと待ってろよ…今呼ぶからな。」
ユラ「よぶ?お前が戦うわけじゃないのか?」
クラリタ「あぁ、別に私が戦う意味はないからな。」
ユラ「待つと思うか?」
そう言い、クラリタに襲い掛かった。
だが・・・そのこぶしがクラリタに届きはしなかった。
???「おーっとお。間に合ったねぇ!危なかったな!マスター!」
ユラ「めんどうな・・・」
???「どうも!ユラさんっすよね!あ、グラサンもいるじゃないっすか!!」
グラ「なんだろう・・眼鏡扱いされている気分」
セイル「俺の名前はセイル!あ、あだ名っすよ?w以後お見知りおきを・・・」
ユラ「・・・お前は、鳥…か?能力は。」
セイル「んー・・まぁそんなものですかな!」
だからこんなに早くこれたのか・・・
そう思いつついったん黒い火を解除した
クラリタ「ん?使わないのか?」
ユラ「こいつにはオレンジで十分だ。」
セイル「なめられてます?俺」
ユラ「今気分が悪いんだ・・・一瞬で終わらせるぞ」
そういいオレンジの火をまとい手のひらをセイルに向け
ユラ「《ブラスト》」




