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【最初の魔法使い】  作者: コトワリ
第1章 最初の魔法使い
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第三十五話 まずは

ユラ「俺の能力を…奪うって事か?」


なんてこと言いやがる。簡単に人を殺そうとして、化け物を大量に放ったコイツが更に強くなるって…


クラリタ「黒の強さ、火の変化。この二つが合わされば私は最強だ。第一、最初からバラバラにするのがおかしい。ひとつにするべきだ」


ユラ「俺にその能力をくれるってのはダメなのかよ」


クラリタ「愚問だ、第一お前に本を与えたのも、化け物を大量に放ったのも、全ては火の能力を強くする為だ。私と同じ黒になったなら…もう十分だろう。その先は私が引き受ける。だから寄越すんだ」


だよな


グラ「あげるわけないでしょ!今までどれだけ被害が出たかわかってる?!あなたのせいで人生を無茶苦茶にされた人だっているんだよ!」


クラリタ「私もこの能力だけじゃ我慢ならん。

被害者みたいなものだ。」


根本的にずれている。自己中心的なやつだ。


ユラ「…時に聞くが、お前は何故そんな能力を持っている?」


クラリタ「……と言うと?」


ユラ「シロに風の能力や、空を蹴る能力を与えたのはお前だろう?どこから能力を手に入れている?」


この質問の答えによっては…コイツが許せない


クラリタ「シロ?…あぁ、あの役立たずか」


グラ「このっ…!」


今にも殴りかかりそうなグラを止める。


クラリタ「能力は本によって受け渡しができる

それは知っているな?だが更なる力が本にはある。」


更なる力?そんなものがあったのか。


クラリタ「それは、能力の強奪だ。能力者が死ねば、その能力は殺した者の本に移る。それを取る事ができる。生きている者も渡す事ができるが…まぁ手放すやつなんかいない。これはお互いが本を持っている必要はない。どちらかが持っていれば成立する」


ユラ「つまり…殺して奪ったってのか!?」


クラリタ「正確に言えば私の部下がだかな。まぁ命令させたのは私だが…」


グラ「こいつ…クズすぎる…!ユラくん…もう攻撃していいかな…!」


クラリタ「ふっ…怖い怖い…」


ユラ「…」


黒い炎でドス黒い炎を倒す。今となっちゃ使いたくもないが、まずば…


ユラ「一回殴らせろ」


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