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【最初の魔法使い】  作者: コトワリ
第1章 最初の魔法使い
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第十三話 ヒーロー

仲間に?

何を言ってるんだこいつは


ユラ「仲間ってなんだ?お前以外に能力者がいるって事か?」


グラ「いや、僕1人だよ。

これから多分沢山能力者が生まれる…はず」


だから一緒に平和を守れと。


ユラ「誰かに言われたの?」


グラ「いや?」


なるほど。こいつは独断で全部決めたのか

怪しすぎる。

だが…これから能力者が生まれるのは…

否定できないな。

現にもう3人はいる。


ユラ「なぁ、そう言えばあの穴をの能力者は

どうなったんだ?」


グラ「牢屋」


ユラ「脱出簡単だろそれ」


たしかワープ能力あったから外に簡単に

出れるじゃないか…


グラ「あの人は視界に入ったとこにしか

穴作れないんだよ」


欠点があるのか


グラ「能力には何かしら欠点がある、

ユラくんもあったでしょ?ほら、長々寝ちゃったり。」


バーストは体を爆発的に活性化させる技。

オーバーした使い方は体に毒って事なんだろう

……だがもう少しは使いたい、慣れなきゃ…


グラ「まぁなんでもいいから!これから一緒に

平和を守ろー!」


ユラ「…はぁ…わかった。だがとにかく戻ってまずは知ってる事話してもらいたいんだが」


グラ「それもそうだね、マコトくんちで

会議といこうか♪」


悪い奴ではないな。それに本気を出せばかなり

強い。もしこいつの言う通り他に能力者が

現れて、戦うんならかなり心強い


そして真の家に。


真「別に私の部屋じゃなくても…」


グラ「じゃあユラくん…の家はダメか。マスコミがわんさかいるしね」


俺「さっきも真から聞いたがなんなんだ?

マスコミって。」


真「あの時の事を動画に撮ってる人がいたらしくて…ネット上でいま話題なんだよ」


スマホを見てみると


大ニュース!

火を作り出す謎の青年が悪を退治!

まさにヒーロー!


とか書いてあった

ばかばかしい…

だが謎は解けた


グラ「とにかく、僕が知ってる情報を出すよ」


グラの話によると

能力は突然老若男女(とつぜんろうにゃくなんにょ)とわず使えるようになるらしい。

何故かはわからないが。

次に能力にも制限があり、使いすぎると動けなくなったり急激に疲れたり。

俺の場合は死んだように寝たりだ。

能力はイメージで発動。これは知っていた。

グラからの情報はこれくらいだった。

また何かわかったら伝えてくれるらしい。


ユラ「なるほど、わかった。ありがとうグラ」


グラ「いえいえ、それでユラくんはこれからどうするつもりだい?」


ユラ「存在を消す」


真「え?ちょっと…どうゆう事?」


ユラ「前から決めてた事だ。バレた時は誰にも気づかれないよう能力を使いこなせるようにしていく。あとは…まぁ悪さしてるやつを倒したり?」


真「そんな…それって…もう会えなくなるの?」


ユラ「あぁ」


真「そんな…」


グラ「そこのところはグラくんが決めるといいさ、僕としては困ったら助けてもらえればいいから。スマホに連絡先登録しといたよ。

僕はお(いとま)するかな。またね、2人とも」


と言ってグラは窓から空を飛び出ていった。

空気を操るのがうまい…相当訓練したんだろう


ユラ「仕事がはやいな…さて」


真「ほんとに?いなくなるの?」


ユラ「…仕方ないだろ。お前に危険を及ぼしたくない。」


真「二度と…会えない…?」


ユラ「いや?そんなことないさ。困ってたら

助けに来る。

それが、ヒーローだろ?」

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