第十一話 これが美女だわかったか
突如現れた謎の女の子
アイツは…誰だ…
とか普通思うんだろうが俺こと斎月ユラはと言うと…
あれこそ…美人だ…
白髪ショートに整っている顔。
おまけにクールそう!(偏見)
と妄想に浸っていると…
???「そこの女の子達、早く逃げな」
名も知らぬ白髪ショートは襲われていた女の子達を
逃した。
???「さて…はじめまして…じゃないか。一回川辺で気づいてたよね?」
真が耳打ちで話してくる
真「え、知り合いなの?こんな…変な人と?」
俺「いや全く知らない、名前だって住んでるとこだって。できれば知りた…げふんげふん」
真「何?」
俺「いやなんでもない」
にしても…この子も能力者か。
俺「君も能力者なのか?」
???「まぁまぁ、まずは名前から。でしょ?」
俺「あぁ…悪かった。俺の名前は斎月ユラ」
???「知ってる。そっちは?」
じゃあ何故聞いた
真「私は御手洗真、あなたは?」
空理グラ「僕は空理グラ。よろしくね、ユラさんとマコトさん」
名前が一文字違いとは…運命か
グラ「ニュースで見たよ。穴を作り出す能力者は私が追っていたんだけど…僕の能力とは相性が悪くてね。倒してくれてありがとう。今日は礼を言いに来たんだ」
待て待て、能力?能力者?
何を当たり前のように…
グラ「君の能力は火だよね、いやぁかっこいいと…
あれ?その顔…もしかして能力についてよくわかってない?」
俺「うん、はい、もちろん、その通り」
今の俺にあだ名をつけるなら知識欲だ
グラ「そうなんだ…とは言え僕もわからない事は多い…しな」
真「こんなとこで立ち話もあれだし中に入りません?」
それもそうだ、さっそくグラから情報を…
グラ「いや、ちょっとユラくんと戦ってみたいから
その後でいい?」
……え?えぇ…
やだ、むり、したくない
今の俺にあだ名をつけるなら…否定だろう。




