第一話 魔法な世界のハジマリ
the・地球
特に悪い奴もいないし
かと言ってめちゃくちゃ平和って訳でもない
そんな世界で生きてる俺こと
斎月 ユラ(さいづき ゆら)
名前から誤解されやすいが男である。
別に何か突飛して才能があるわけじゃない
平凡な学生。
友達は少し、仲のいい幼なじみが1人。
現在、学校で寝てる。5限の国語は睡魔が隣にいる
俺の席は1番真ん前。とってもピンチだ。
その時横からつんつんと指を突かれた
真「ねちゃだめだよ、ばか」
友達の御手洗真が起こしてくれた。感謝しかない。
ユラ「すまん、寝てた。」
真「危なかったよ…もう」
呆れ顔でこちらを見てくる。仕方ないだろう。眠いんだから。
眠気と戦いつつ俺は5限が終わってすぐに帰った
今日は早帰りなのだ。
真は「先に帰っていーから」と言って用事を済ませに行った。俺と違って忙しいんだろう
そうして俺は帰路を辿る
その時だった
ユラ「…ん?」
急激に全身が熱くなったように感じたが、一瞬にして元通りになった。
ユラ「何だ今の?」
身体に異変はないし、疲れからの幻ということにした。帰ったらコーラとチョコが待っている
俺は足早に帰宅した。その後、普段通り過ごし
風呂に入り(髪は乾かさず)
さぁ寝よう、今日も良い1日だった、と終わらせようとした…その瞬間だった
少し今かなり慌ててる(文面を見て貰えばわかるが)
とにかく現状を把握しよう。
特に何もなく終わった学校
特に何が合った訳でもない日常
そしてさぁ寝ようとした今さっき
ベッドの上で、髪がびしゃびしゃの俺
……そして人差し指からでる火
今俺がバンザイをしてる理由は2つ
ベッドを灰にしないようにするためと
止め方がわからないからである
何がなんだかわからないが、一応聞いてみた
神様、俺…いや、私何かしましたでしょうか