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ダンジョン都市へようこそ  作者: しう
三部
596/856

591階 メターニア

ジークは自分の行動を恥じた


この戦いにそれほど意味を見い出せずただウルティアの仇討ちの延長上にある戦い・・・その程度だった


ロウニールが言うアバドンも特に脅威を感じておらず漠然と戦うジーク・・・だからこそラナの窮地に全てを投げ打って助けに行こうとした


世界に平和が訪れてもラナがいない世界などに興味がなかったからかもしれない


しかしラナは首を振った


助けに行こうとするジークを拒んだのだ


しかも自らも傷を負っているにも関わらずラナはジークに向けて回復魔法を放っていた


仲間達も傷付きながら必死に戦っている


その光景を見た時、ジークは皆と背負っているものが違う事に気付いた


ジークは恥じた


仲間と背負っているものが違う自分を


そして背負った


仲間が背負っているものを


「・・・心境の変化でもあったの?顔付きが違うけど・・・」


「・・・僕はまだ勇者じゃなかった」


「は?」


「勇者だと言われ周りからチヤホヤされて・・・いい気になっていたただのクソガキだ」


「分かってるじゃない・・・その通り・・・貴方は勇者ではなくただ力を手に入れたクソガキよ」


「そう・・・だった・・・」


メターニアの額から冷や汗が滲み出る


明らかに雰囲気の違うジークに次の一歩が踏み出せないでいた


それは誰よりも生きたいと願うメターニアの本能


その本能が警告していた・・・これまでのジークとは違う、と


「僕の剣は軽い・・・何も背負っていないから。だからメターニア・・・お前に届かない。ギフトを12個持っているから強いのではなく、僕より背負っているものが大きいから強いんだ・・・生きたいという強い気持ちが何も背負っていない僕の剣を弾く・・・当然の結果だったのに僕は・・・」


「急に何を言ってんだか・・・いいの?このままだとラナは死ぬわよ?魔人に滅茶苦茶にされて原型も留めることもなく・・・」


彼女は焦っていた


ジークにソレを背負わせてはいけないと


悟られないように意識を他に向けさせようとするもジークはラナに振り返らず一歩また一歩と距離を詰める


「何よ・・・何なのよ・・・」


メターニアは後退る


大きく見える影が別のものに見え始めていた



それは食べる物が何も無く徐々ににじり寄る『死』


()()()の『死』だった



水さえも口に出来ず乾ききったその口が言葉を発する事も出来なくなり息を吸う為だけに動く中、剥き出しになった目が腹を満たす為に物を求めて忙しなく動く


歩くことさえままならない状態で見つけたあるモノを目指して這いずり出した


あるモノは彼女が近付いた事に気付くと微笑み、彼女はその微笑みが許しであると思ったのか最後の力を振り絞りそのモノに覆い被さると一心不乱に食べ始める


味など忘れた


しかし口に広がる水分と固形物は確実に彼女の血肉となっていく感覚が脳を支配する


もっと・・・もっと・・・


彼女は欲し部屋を見渡すともうひとつ見つけた


フラフラになりながらも立ち上がりそのモノに近付く


そのモノは壁に寄り掛かり身動きひとつせず目を細め彼女を見ていた


彼女にはもう許しは必要なかった


『生』への執着が彼女を突き動かし許しを得ぬまま喰らい始める


彼女は見ているようで何も見ず、聞いているようで何も聞いていない


ただひたすら食事に没頭し全てが終わった後『生』を実感した・・・ただそれだけだった



その彼女にまた『死』が忍び寄る


()()()逃れたはずの『死』がまたもや近付いて来たのだ


「アッチは死なない・・・死にたくない・・・生きるの・・・生きて・・・生き続けるの!!」


「・・・生きたいなら魔族に従わず僕達に・・・人間側になれ・・・そうすれば僕が希望になってやる!」


「無理よ・・・あの『死』からは逃れられない・・・だから・・・死んでよ!!」


後退っていたメターニアは突然ジークに襲いかかる


これまで心が読める為か自ら攻めて来なかったメターニアの行動に一瞬面を食らうもジークはすぐに冷静になり彼女を迎え撃つ


手にマナを流すと聖剣がそれに呼応し光り輝く。その光は人類の希望の光となりて敵を切り裂く刃となった


「うおおおお!!」


「ジーク!!!」


読み合いなど関係ないとばかりに真っ向からぶつかり合う


ただ強い方が勝つぶつかり合いに勝利したのは・・・ジークであった


すれ違いざまに右肩から袈裟斬りにし着地するとすぐに振り返る


ジークは無傷、メターニアは背中を見せながら小刻みに震えていた


「今からでも遅くない・・・戻って来いメターニア!」


「・・・帰って・・・来て・・・」


「え?」


「帰って来て帰って来て帰って来て・・・早く・・・帰って来て》


誰に向けたか分からない言葉を発しメターニアの体は巨大化していく


「・・・メターニア?」


《なんで・・・アッチ達を置いて行ったの?・・・お父お母・・・》


振り返ったメターニアの顔は人間のそれではもはやなかった


血の涙を流しながら叫ぶその姿を見てジークの剣を持つ手に汗が滲み額からは汗が噴き出し頬を伝う



メターニアは人間をやめた──────




《あらあら刺激があらぬ方向に飛び火しちゃったわね》


《・・・なかなか面白いものを作ったな》


《今更興味引いちゃった?さっきまで寝っ転がってたのに見に来るなんて・・・》


《そうだな・・・純粋な破壊の衝動に興味を引かれた》


《素直でよろしい。で、どう?私の未完成の最高傑作は》


《未完成?》


《本来ならあれに再生の力を加えたのが完成系・・・『破壊』と『再生』の力を持つ人間・・・簡易版私とアナタってところかしら》


《『破壊』と『再生』の力を持つ人間?・・・『破壊』の力を人間が持てるとでも?》


《あら?さっき『破壊の衝動が・・・』とか言ってなかった?》


《・・・》


《まああの『破壊』の力はインキュバスがアナタを模して創り出したもの・・・到底アナタには追いつけはしない劣化品・・・けど組み合わせ次第では・・・と思ったけどダメね。組み合わせるのも失敗したし結局人間は魔族にはなれない・・・なれて魔人止まりね》


《当たり前だ。人間など所詮餌に過ぎぬ・・・我の糧となり我に壊される運命でしかない》


《そう・・・ね》


《・・・何かあるというのか?》


《どうだろう・・・ただ私は『死』に向かって行く人間とは対極にある人間を見つけた・・・『生』に異常なまでに執着し足掻く人間・・・》


《それがあれか?》


《1人は、ね。凄いのよ?体を真っ二つにされても生きようと足掻いていた・・・その姿があまりにも愛おしくて再生させちゃった・・・まっ、結局壊れちゃったけどね》


《・・・たかだか100年にも満たぬ『生』に何を望むのか・・・理解に苦しむな》


《そうね。私達にとってはほんの瞬きほどの一瞬に何を見るのか・・・不思議で仕方ないわ──────》





メターニアが自我を失い暴れ回るのに対してジークは冷静だった


自我を失う前より全てにおいて力を増しているメターニアだったがジークにとっては今の方が御しやすいとさえ感じている


ただ気掛かりなのは自我を失っているのでラナ達に被害が及ばないか・・・それだけが心配だった


「どんな過去があろうが関係ない・・・終わりだメターニア!!」


ジークは人間であったメターニアが最後に呟いた台詞が引っ掛かっていた


『早く帰って来て』『お父お母』


メターニアの過去の話は聞いたがその中に父と母は出て来なかった。それなのに今になって呟くメターニアに疑問を持つ・・・が


「悪いな・・・話を聞いてる暇はない・・・今楽にしてやる!!」


聖剣に再び希望の光が宿る


勇者として人類の希望となる為にジークは飛びメターニア目掛けて聖剣を振り下ろした


肩口から斬り込みその刃が心臓付近まで達する頃・・・周りの喧騒が消え、声がしてジークは顔を上げた


「あらジーク・・・何しているの?」


「メター・・・ぐぁっ!」


正気に戻ったような顔付きのメターニアがジークに問い掛けると体中から棘のような突起が現れ宙にいたジークの体を貫く


「え?何これ・・・てか酷いわね・・・人に剣を刺すなんて」


「ぐっ・・・それで人のつもりかよ・・・メターニア・・・」


「・・・」


貫かれ吹き飛ばされたジークが立ち上がりながら言うとメターニアは自らの体を見て言葉を失う


体は醜く膨れ上がりジークを貫いた突起が不気味に揺らめいていた


「アハハ・・・何よこれ・・・アッチは一体・・・」


「・・・魔人・・・」


「魔人?・・・魔人にしては不気味過ぎない?・・・でも・・・そっか・・・結局アッチは・・・」


「魔人になった人間はもう戻れない・・・もう・・・諦めろ」


「アッチに死ねと?」


「・・・ああ、そうだ」


「・・・そう・・・ねえジーク・・・貴方には懐かしい味ってある?」


「は?懐かしい味?いきなり何を・・・」


「アッチにはある・・・懐かしい味・・・その味に出会ったのは()()()だった・・・()()()よりも何年も前にね・・・お父とお母はアッチ達の食事を得る為にどこかに出掛けたの・・・で、その日の夜にね・・・村の人が珍しく肉料理を食べててアッチ達にも分けてくれた・・・その時まだお父とお母が帰って来てなくて・・・妹達と『2人共食べそびれちゃったね』って言ってたのを覚えてる・・・それで帰って来たら食べれるように妹達と少しずつ残して2人を待った・・・ずっと・・・ずっと待ってたの・・・けど結局お父とお母は帰って来なかった・・・でね・・・()()()妹達を食べた時に思い出したの・・・『ああ、あの時の肉料理の味だ』って・・・」


「っ!・・・まさか・・・」


「お父とお母・・・帰って来ないと思ったら帰って来てた・・・アッチの腹の中に・・・」


「・・・」


「どうしてそうなったかは知らない・・・けど無性に腹が立ってね・・・餓死寸前だったけど妹達を食べて元気になったアッチはその怒りを村にぶつける事にした・・・いえ・・・もしかしたら怒りではなくまだお腹が空いていただけかも・・・現にお腹が満たされたらどうでもよくなったし・・・で、その時ギフトがある事に気付いたアッチは王都に行き三能の一人と呼ばれるようになったわけ。地位も名誉もお金も手に入れた・・・でも満たされるのは懐かしい味を食べた時だけだった・・・」


「・・・メターニア・・・」


「アッチは生きないといけない・・・妹と弟と・・・お父とお母の分まで・・・生きないといけないの・・・ねえ・・・そうでしょ?」


「生への執着はその為か・・・そんなもの・・・そんなもの望んでるわけないだろ!」


「じゃあどうして?なんでアッチの腹の中にいるの?食べて生きて欲しかったからでしょ?ねえそうでしょ?」


「そりゃ生きて欲しかったからかもしれない・・・けど・・・普通に生きてて欲しかったんじゃないか?」


「普通?何それ・・・普通って何?」


「それは・・・だから普通に暮らして・・・好きな人が出来たら結婚して子供を・・・」


「は?バカバカしい・・・それにどんな価値があるって言うの?そんな事の為に自らを食わせたと言うの?そんなの・・・バカみたいじゃない」


「そうか?僕は・・・僕も4人と同じ立場だったら同じ事をするかもしれない・・・でも決して今のメターニアみたいになって欲しくなくて・・・普通に・・・幸せに暮らしてくれと・・・」


「・・・なんで?」


「え?だって・・・家族だろ?」


「・・・」


「僕は本当の意味での家族を知らない・・・けどもし家族を持ったら・・・その家族には普通に過ごしてもらいたいと思う・・・危険な目にあって欲しくないし悲しい思いもして欲しくない・・・偉くならなくてもお金がなくてもいい・・・ただ幸せに・・・」


「嘘よ」


「嘘じゃない・・・命にかえて守った家族なら尚更・・・」


「黙れ黙れ黙れ黙れ!みんなそんなこと願ってない!アッチに願ったのは・・・」


「生きてくれ・・・だろ?」


「っ!・・・違う・・・アッチに・・・」


「生きて欲しかっただけじゃないのか?」


「・・・」


「その想いが強過ぎて変な方向に行ってしまっただけ・・・メターニアも本当は分かってたんだろ?」


「ちが・・・」



メターニアは思い出す


()()()更に腹を満たす為に家を出た後、目覚めた魔族の力であるギフトを使い村を襲い始めほとんどの村人を殺害した


生き残りがいないか村を彷徨っていると隣の家に住む男性を見かけた


彼は顔を引き攣らせ彼女に許しを乞う・・・たまに食料も分け与えて貰っており恩を感じていたメターニアは見逃そうとした時に彼は口を滑らせた


『仕方なかったんだ!5人家族なんてこの村で生き抜くのは難しい・・・だから口減らしを提案したら2人は・・・』


口減らし・・・家族の人数を減らすこと。2人はそれを拒むこと受け入れ減らした・・・自らが犠牲になることで


元々飢饉に何度も見舞われた事のある村であり村人には抵抗はなかった


だが村人達は久しぶりの肉と罪悪感から2人の願いを反故にしてしまう


2人は子供達に知らせないことと自分達を子供達に分け与えないことを願っていた・・・幼い子供達に親の死と人間を食べる業を背負わせなくなかったから・・・


しかし村人達は子供達に食べさせてしまう。もしその時食べさせなければメターニアは妹達が懐かしい味と思わず村人達を襲うこともなかったかもしれない


その話を聞いたメターニアは男の目の前で嘔吐した


4人を腹の中から出そうとして


しかし妹達ならまだしも両親は数年も前の話・・・とっくに消化されメターニアの血肉となってしまっていた


許してくれと懇願する男に向いフラフラと歩き出すと腕を鋭い刃に変化させ男の首を刎ねた


血が噴き出し雨となり彼女に降り注ぐ


その時彼女は誓った


皆の分まで生きる、と



思い出し改めて自らの体を見てどこで間違ったか考える


もし本当にジークが言うように普通に生きる事が家族の願いだとしたら・・・どこで間違えてしまったのかと


でも一つだけ疑問に残る


なぜ家族が自分を生かしたのか


「・・・」


「な、なんだよ・・・」


「なぜアッチだった?自分が生き残る道もあったのに・・・なんで・・・」


メターニアは答えを自分も同じ事をしたと言い放ったジークに求めた


「・・・お前が逆の立場だったらどうするんだ?それで『私だったらそんな事しなかった』って言うなら一生理解出来ないだろうよ・・・けど『同じ事をした』って言うのなら考えれば分かるんじゃないのか?その時の妹達の気持ちが」


「・・・アッチなら・・・アッチなら・・・」


自分は身動きが取れなくなり、まだ動ける餓死寸前の家族を見た時・・・自分は果たしてその身を捧げるか自問自答する


「・・・分からない・・・アッチは・・・」


「だろうな。僕もその時にならないと正直分からない・・・けど同じ事をすると思う・・・なぜそう言い切れるかって言われたら分からないけど・・・多分・・・いやきっと・・・」


「・・・なによそれ・・・」


「うるさいな・・・いいだろ?別に・・・結局過去は変えられないし残された者が何をするかだろ?お前は2人の分まで生きようとした・・・道は間違えたけどな」


「・・・貴方だったらどうしてた?」


「僕?・・・僕なら・・・・・・お前と同じ事をしてたかもな」


「は?・・・なによそれ・・・」


「仕方ないだろ?豊富な知識がある訳でもないし人生経験だって・・・だからどうすれば良かったなんて僕も分からない」


「・・・そういう時は嘘でも別の道があったと言うべきじゃないの?」


「悪いね・・・そこまで人生経験豊富じゃないのでね」


「アハハ・・・そうね・・・勇者じゃなかったらただのクソガキだもんね」


「うるさい・・・・・・メターニア?」


「今ならいい夢が見れそう・・・()は頑張るよ・・・セイル」


「は?セイルって誰・・・っていきなりかよ!」


会話は終わりと言わんばかりにメターニアは突然動き出す


先程の傷が影響しているのか腕が上がらず顔を顰めると口を開きジーク目掛けて喰らいつく


ジークは慌てず剣を構え、噛み付こうと向かって来るメターニアを躱しつつすれ違いざまに剣を真横に薙いだ


感触はあった


しかし気を緩める事なく振り返り再び剣を構えるジーク


だがその目に映った姿は恐ろしい化け物と化したメターニアではなく以前のメターニアそのものだった


「メターニア!」


ガクンと膝を落とし倒れそうになるメターニアに駆け寄ると背中を支えた


するとメターニアは突然反転しジークの首筋に向かって手刀を放つ


「くっ!・・・・・・ん?」


完全にやられたと思ったジークは目を閉じ狙われた首筋にマナを込めるが一向に手刀はやっては来なかった


「・・・セイルは弟の名前よ」


「え?」


ジークが恐る恐る目を開けるとメターニアはジークの額にデコピンを放った


「イッテェ!何すんだよ!」


「不用意に近付き過ぎ・・・人類の希望なんでしょ?死んだらどうすんのよ」


「いやだって・・・」


「ねえ」


「ん?」


「まだ間に合う?」


「・・・ああ、もちろん・・・全然まだ間に合う」


「そう・・・なら少しだけ・・・沢山寄り道しちゃったからほんの少しだけ・・・」


そう言ってメターニアは目を閉じた


すると意識が途切れるまでのほんの一瞬・・・彼女は夢を見た



広大な土地に作物が多く実る畑の中、ポツンと置かれた墓石の前に彼女はいた


胸には赤ん坊を抱え、遠くから彼女を呼ぶ男性の声が聞こえる


それは彼女の中に勇者(希望)があった世界線


彼女が三能の一人としてではなく村に残り家族の願いを成し遂げた夢だった



「意外とケチね・・・どうせならみんなに会わせてよ」


「え?」


「ありがとうジーク・・・少しだけ寄りかかる事が出来たわ・・・願わくば誰もが食事に困らない未来である事を・・・なんてね」


「・・・メターニア・・・」


「もう行きなさい・・・アッチは充分見れたから・・・今度はみんなに・・・」


「メターニア!」


ジークが名を叫ぶとメターニアは微笑み返す


そして・・・彼女は静かに目を閉じその目は二度と開かれる事はなかった──────

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