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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第4章 仮面劇場

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20

 ぼくの必殺技。

 それは、自分の物まねを合体させること。

 それぞれの技はオリジナルに勝つことはできない。

 ただ、ぼくはたくさんの技を使うことができる。

 それで、その技を合体させることで、新しい技を生み出すことはできないかと思ったわけだ。


 創造というのは無から有を生み出すのではない。

 あくまで、いままでにない組み合わせにすぎないと聞いたことがある。


 それで、単純に魔法と剣を合体させたのだ。

 この世界に魔法剣があるのかどうかは知らない。

 けど、ゲームにおいても魔法剣士というのは上級職だった。

 それは剣と魔法の両方を会得しなければならないということだけではない。

 剣だけでも強くなった者が魔法をまとうことによって、剣の機能拡張される。

 それだけでも、やってみる価値はあるのだ。


 ぼくの剣は炎をまとい始める。

 そしてその剣で不動を斬る。


 やっぱり手ごたえはない。

 しかし、相手を斬ったと思った瞬間。

 炎の魔法を流し込む。


 いままでと同じく相手は消える。

 だけど、いままでとは違う。

 剣を引くと、その場に黒いすすみたいなものが落ちる。


 そして、ぼくの後ろに不動が現れる。

 でも、さっきの不動とは違う。

 ずいぶん小さくなっているじゃないか。


 やっぱり思った通り、不動は蚊の集まりだったんだ。

 そして、仮面によって意思をもっていただけだ。


 不動の身体を構成する虫の数を減らすことで、身体自体が小さくなる。


「おや、気づいたみたいですね。

 しかし、特に問題はありません。

 魔王さまには、別の技があります。

 とりあえず、遊びは終わりです。

 魔王さま、目の前のピエロを倒してください」


 その途端、不動の姿は消える。

 そして、ぼくの目の前が灰色に覆われる。

 そう、蚊の大群はぼくを包んでいるのだ。

 ぼくは、さっきの仮面紳士の言った意味を理解する。

 そう、大きい敵も厄介だが、小さな敵もかなりやばいのだ。

 彼らはぼくの身体の中に入り込むことができる。

 彼らに包みこまれると、呼吸もできなくなるのだ。

 呼吸をしたとたん、彼らは身体に入り込む。

 そして、ぼくの身体を内側から破壊することができるのだ。



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