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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第4章 仮面劇場

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19

 後ろを振り返ると黒い魔人。

 いつの間に後ろに回られたのかわからない。

 ただ、その身体は闇でできているとしか思えない。

 その質感は、ぼくたちの身体とは根本的に違っている。


 ぼくは剣を振るうが、その身体は斬れない。

 どういうことだ。

 ぼくは影を相手にしているのか。

 

 相手の攻撃が来る。

 真正面からのパンチ。

 なんとか剣で防ぐ。

 ぼくは大きく後ろに飛ばされる。

 そう、不動のパンチには確かに威力があるのだ。

 それは影のようなものではない。


 ぼくは氷魔法を見舞う。

 でも、そのとたん目の前の不動は消える。

 どういうことなんだ。


 また後ろに現れる魔人。

 瞬間移動をしているような動き。

 相手をなぜかとらえられない。


 魔人の顔に飛んできた仮面がはまる。

 そのとたん、不動はパンチをくらわしてくる。

 もしかして、あの仮面に秘密があるのか。


 ぼくは仮面を狙って剣を振るう。

 仮面はそれを避けようと、顔を離れる。

 そのとたん、魔人の本体が霧散する。


 だんだん相手の動きに目が慣れてくる。

 消えるのではない。

 まるで仮面が離れると、煙になったように身体が希薄になるのだ。

 そして別の場所に現れる。

 そんな感じだ。

 

 そういえば、攻撃したときの刀に何かついている。

 それは、小さな黒いもの。

 よく見ると、これは蚊。

 

 まさか、あの魔人は…

 ただの蚊柱だというのか?


 それなら、練習中の技を使ってみよう。

 ただの剣で蚊を斬ることはできない。

 それなら魔法なんだけど、魔法のスピードではよけられてしまう。


 それなら、これだ。

 ぼくは必殺技の準備を始めるのだった。



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