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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第4章 仮面劇場

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18

 あの腕に何か仕掛けがあるのか?

 ただ、腕を覆うマントの袖は斬れている。

 その布の隙間から見えるのは闇…そうとしかいいようがない。

 手も手袋をはめていて肌は見えない。

 もしかして幽霊みたいなものなのだろうか。


 また腕を伸ばしてくる。

 ぼくを上から殴ってくる。

 ぼくはそれを避ける。

 舞台を叩く不動の拳。

 舞台が揺れるような衝撃。

 あの腕には質量があるのは確かだ。


 では腕以外はどうか。


 ぼくは、中に入り込み、突く。

 心臓のあたりを狙う。

 剣は不動の身体を捕らえる。

 ただ、また手ごたえはない。


 やはり、何か秘密がある。

 そう思って剣を引く。

 しかし、剣が引けない。

 どういうこと?

 何かに剣が捕まれている感じ。


 まずい。

 ぼくは剣を離して、逃げようとするが、胸のあたりをつかまれる。

 そのまま、高く持ち上げられ、舞台にたたきつけられる。


 受け身をとるが、ダメージをうけたみたいだ。

 骨の何本か折れているのだろう。

 とにかく、クルンと回転して、逃れる。


 こいつには剣は通じない。

 

 ぼくは、相手に手をかざす。

 そう、あとは魔法だ。

 ぼくは手から炎を出す。

 

 炎の球は不動を直撃する。

 不動の身体が燃える。

 これが弱点なのかもしれない。


 不動は炎を上げながら、暴れる。

 そのまま、その場に倒れ、燃え続ける。

 ただ、何か変だ。

 燃えているのは、マントだけ。

 まるで不動の抜け殻。

 

 その時、後ろに気配を感じる。

 ぼくはその方向を振り返るのだった。

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