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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第4章 仮面劇場

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15

 舞衣さんは座り込む。

 

「やっぱ、鍛え方が足りないよね。

 晃くんごめん」


「大丈夫です。

 あとは任せてください」

 あれだけの激しいダンスを踊ったんだ。

 普通の人なら倒れていてもおかしくないくらいだ。

 でも、気力を振り絞って猿翁を倒してくれたんだ。

 すごい魔法だった。

 ぼくも負けてられない。


 剣を手にして舞台に上がる。

 この戦いでは武器は自由だ。

 舞台の上の相手も剣を持っている。

 ぼくの西洋剣に対して、日本刀って感じの刀だ。

 ぼくの剣技はこっちの剣技だから、この剣のほうがいい。

 刃物というより、殴るに近い剣。

 それが、ぼくの剣、剣神アーノルドの剣だ。


「黒猫サーカス団、中堅、クラウン・アキラ」

 ぼくは舞台の中央で観客に愛想を振りまく。

 こんなときでも、エンターティメントに徹してしまう。 

 ピエロに染まってしまっているみたいだ。


「仮面劇場、中堅、夜叉」

 般若の仮面の剣士だ。

 細身で中肉中背、だいたいぼくと同じくらいの体格だ。

 でも、般若の面で表情がわからないのが不気味だ。

 でも、それはぼくにも言えることか。

 このメイクじゃあ、何を考えてるかわからないだろう。


 始めの合図。


 両者とも剣士。

 とりあえず、間合いを取る。

 ぼくは剣を抜いて構える。

 それに対し夜叉は刀の柄に手をかけるだけだ。

 居合ってやつだろうか。

 ぼくも剣神の力を手に入れているといっても、戦いの経験はほとんどない。

 

 とにかく、どうでてくるかだ。

 こっちから行くのは悪手だ。

 どちらかというと拳なら、カウンター狙いのようなものだろう。

 不用意に踏み込むと手痛い攻撃を食らう。


 思った通り、相手は何もしてこない。

 以前のぼくなら、ここで斬り込んでいたところだ。

 でも、今は渋沢さんの教えを受けている。

 ぼくは足を止め不動の構えをとるのだった。

 


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