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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第4章 仮面劇場

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13

 舞衣さんは間合いをつめる。

 その軽やかなステップはまるでダンス。

 至近距離でローキックをくらわす。

 相手は小学生くらいの背、一メートル少しくらいか。

 身体はマントみたいなものをまとっている。

 老人なのか子供なのかわからない。


 ただ、その動きは俊敏。

 ふわりふわりと舞衣さんの攻撃をかわす。

 その動きは跳んでいるというより、浮いているみたいに思える。

 重力からしておかしい動きだ。


 そして、時々隙を見て蹴りを繰り出してくる。

 空中で方向を変えているように思える。

 空気は蹴ることはできない。

 だから、簡単に推進方向を簡単に変えることはできないのだ。


 舞衣さんも相手の攻撃が見えている。

 最小限の動きでかわして、攻撃を返す。

 それだけではない。

 手足に赤い光をまとわせている。

 風太さんの属性は風、それに対して舞衣さんの属性は炎だ。

 

 ただ、舞衣さんのダンスは動きが大きいの対し、猿翁はふわふわとしているだけ。

 舞衣さんの方に疲れが出てくる。

 ついに猿翁の攻撃が舞衣さんに決まる。


「猿翁の仮面は幽霊役の仮面です。

 仮面をかぶるだけで空中を漂うことができるのです。

 そして、中身の人間は拳法の達人です。

 さっきの村人とは違います」

 仮面紳士が通る声で解説をする。


 舞衣さんはおなかを抑えてうずくまる。

 その上から猿翁の攻撃が決まる。

 何発も舞衣さんは攻撃を受ける。


「おやおや、もう終わりみたいですね。

 猿翁さん、適当にいたぶってあげなさい。

 お客様もそういうのが好きみたいですからね」


 確かに観客は熱狂している。

 昔の剣闘士とかを観戦するのと同じなのだろう。

 女の人は悲鳴を上げている。

 それに対して男の人は猿翁の応援をする。

 もっとやれということだ。


 もう、やめた方がいい。

 そう思ったとたん、舞衣さんが隙を見て距離をとる。

 そう、舞台を降りて場外に逃げるんだ。

 しかし、舞衣さんは舞台の上で再びダンスを始めるのだった。

 


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