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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第4章 仮面劇場

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11

 何か嫌な予感。

 そう、雷電の身体が何かをまといはじめる。

 時々、その身体にパチパチと電流が走る。


「ここからが、雷電の本領発揮ですよ。

 あの仮面はね。

 雷神の仮面です。

 雷電は名前のとおり雷をまとうことができるのです」

 仮面紳士が笑う。


「風太さん、離れて」

 ぼくは、風太さんに叫ぶ。

 でも間に合わない。

 風太さんはガードを破るため大技を決める瞬間だった。


 風太さんの蹴りが決まる。


 そのとたん、風太さんの身体が静止する。

 電撃を受けたように痙攣する。

 そのまま、舞台に落ちる。

 立ち上がろうとするが、立ち上がれないみたいだ。

 スタンガンを受けたみたいな感じだろうか。

 

「団長、試合を止めます。

 風太さんはもう無理です」

 ぼくは立ち上がる。


「それはだめです。

 審判が認めないとギブアップはできません」

 仮面紳士がぼくを止める。

 そういえば、審判にもいやなものを感じていた。

 たぶん仮面劇場の息がかかっている。


「風太さん、場外に逃げてください!」

 風太さんは逃げようとするけど、その背中を雷電に捕まれる。

 風太さんの身体が痙攣する。

 だめだ、このままじゃ風太さんがショック死してしまう。


 風太さんはそのまま持ち上げられる。

 もう逃げることはできない。


「ハハハ、待ってたぜ」

 風太さんが叫ぶ。

 そして、蹴りを放つ。

 至近距離からの蹴り。

 そして、その蹴りには風をまとわせている。

 その蹴りは雷電の仮面を砕く。

 雷電の顔に仮面の破片が突き刺さり血まみれになる。

 雷電の手は風太さんを離し、風太さんはその場に落ちる。

 もう立つ元気はないみたいだ。

 同時に雷電の巨体も地響きを立てるように崩れ落ちるのであった。

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