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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第4章 仮面劇場

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10

 やっぱり体格差は大きい。

 とりあえず、大きな身体は燃費が悪い。

 スタミナに難があるだろう。

 だから、相手の動きを避け続けるしかない。


 風太さんに振るわれる拳は全部避ける。

 それも余裕の動きだ。

 まるで風に舞う木の葉。

 これが風太さんの技だ。

 軽業師というジョブもそうだけど、風属性の魔力をまとうことができる。

 これはなぜかぼくにも真似のできないところだ。


 ぼくのものまねには制限があるのか、転移者のJOBについては真似ができないのだ。

 舞衣さんの武闘や星姫さんの歌によるエンチャントもそうだ。

 ぼくはその力をオリジナルと呼んでいる。

 風太さんのオリジナルは風をまとうことなのだ。


 風太さんも避けているだけではない。

 相手の技に合わせて、パンチを出す。

 それは、雷電をかすめるだけ。

 でも、雷電の服や肌はボロボロになっていく。

 そう、風太さんは真空を扱うことができる。

 かまいたちというやつだ。


 風太さんの攻撃が作り出す真空が雷電を切り刻む。

 致命傷ではないが、細かくダメージを与えていく。

 それとこの攻撃は相手をいらいらさせる。

 だから、どうしても攻撃は大振りとなる。


 だんだん、雷電の動きが鈍くなってくる。

 その変化を風太さんは逃さない。

 急に高く飛び上がる。

 そのまま大きく回転して雷電を襲う。

 風太さんの攻撃が雷電に決まる。

 縦回転の踵落としだ。

 雷電はそのまま地面にたたきつけられる。


 これで終わりかな。

 さすが風太さん。

 

 でも、雷電はゆっくりと立ち上がる。

 効いてないわけではない。

 それは膝がガクガクしていることからわかる。

 

 風太さんもそれに気づいたのか。

 一気に決めにかかる。

 蹴りやパンチを無数に浴びせる。

 雷電は防戦一方となる。


 でも、あきらめていない。

 雷電は亀のように身体を丸めた姿勢で風太さんの攻撃に耐え続けるのだった。



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