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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第4章 仮面劇場

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09

 風太さんの相手は、雷電という大男だった。

 身長は二メートルはあるだろう。

 それに比べ風太さんは小柄な方だから、まるで大人と子供って感じだ。

 ほとんどの格闘技は体重別となっている。

 それくらい身体の大きいことは有利なのだ。

 普通なら瞬殺必死だろう。


 でも、風太さんにはそれをカバーするスピードがある。

 スピードに能力極振り的な感じだ。

 それに風属性を身体にまとうことができる。

 だから、不安はない。


「はやく始めようぜ。

 俺が全員の相手をしてやるよ」

 風太さんは、軽く飛び跳ねながら、雷電を挑発する。

 派手なことが好きな人だから、風太さんらしいといえば、そうなんだけど。

 それだけではない。

 風太さんは一番年上だからそれなりの責任を感じているんだ。


 審判が始めの合図をする。

 審判はチェスターの町の人に頼んだと言っているが、これも疑ったほうがいい。

 仮面劇場は、いろいろと用意周到だ。

 審判に手をまわしていてもおかしくない。

 

 雷電はいきなり風太さんに突進する。

 巨体なのに思ったより速い。

 仮面が表すのはなんかデフォルメはされているみたいだが鬼みたいだ。

 そして、雷電の身体はボディビルダーのような完成された肉体だ。


 しかし、風太さんの方が速い。

 雷電の伸ばした手は空をきる。

 風太さんは雷電の後ろに回り込む。

 そして、まわしげりをくらわせる。

 そう、風太さんの攻撃は蹴り中心となる。

 特に自分より大きな敵には、それしかない。

 パンチでは威力が弱いのだ。

 蹴りは全体重をかけることができる。

 風太さんの蹴りは雷電の後頭部にきまる。


 風太さんはそのまま離れる。

 そう、捕まったら終わり。

 今の蹴りも、逃げられる程度の浅いものだ。

 風太さんも様子を見ている。


 風太さんは雷電のダメージを確かめる。

 そのスキンヘッドの後頭部をさする雷電。

 でも、全然効いていないみたいだ。


 雷電は両手を拳にすると、ボクシングのように構える。

 そして、ステップを踏みながら風太さんに近づいてくるのだった。


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