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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第3章 魔王会議

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19

 団長を囲む格闘集団。

 渋沢さんを守るようにそれに向き合う団長。

 

「多勢に無勢ですか…

 それにボディガードはリング上。

 してやられました。

 降参といっても、それで済ませてもらえないんでしょうね。

 まあ、わたしもそんなつもりはありませんが」

 あきれたような顔で手を横に開く団長。


「当たり前じゃねえか。

 お前たちを倒して、我々罵賭琉が理事の座をもらう。

 魔王会議は実力の世界なんだ。

 そもそもおまえらが理事になるのが間違いだったんだよ。

 すまんが、死んでもらう」

 

「残念ですね。

 わたしも格闘技は好きなんですよ。

 向こうの世界でもよくテレビで見ていました。

 それを一つ潰してしまうなんて、本当に残念です」

 団長は芝居じみた様子で語りかける。

 これが団長のやりかた。

 無駄口をたたいているように思うが、話している間に相手を自分のペースに引き込んでいく。

 団長に任せるしかない。

 

「やってしまえ」

 首領格の男が部下に命ずる。

 四方から屈強な男が襲い掛かる。

 

「あなたがたは石につまずく」

 男たちの攻撃は団長に届かない。

 そして、4人ともその場で倒れる。


 次の4人が襲い掛かる。


「おや、あなたがたの足元にはバナナの皮が、気を付けてください」

 次の刺客もその場で転ぶ。

 その間に団長の前に渋沢さんが出る。

 手には日本刀を持っている。

 でも、この人は村人だったよね。


「渋沢流剣術師範、渋沢栢堂参る」

 

 渋沢さんが残りの2人に駆け込む。

 そして、目にも見えない剣撃を左右に打ち込む。

 そう、その動きには少しの無駄もない。

 派手ではないが、実践的な剣だ。

 両側の2人は倒れる。


「安心してください。

 峰打ちです」

 渋沢さんはそう言って細い目をもっと細めるのだった。

 

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