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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第3章 魔王会議

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14

 試合の時間になる。


 ぼくはピエロの恰好でリングに立つ。

 ぼくもこの姿になるとスイッチを切り替えられるようになった。

 そう、自分を演じられるようになったのだ。

 芸能人とかそうなんだろう。

 本当の自分でない自分を演じる。

 ぼくにとってピエロ服は戦闘服となったのだ。


 ステージに立って少しジャンプしてリングの具合を確かめる。

 どうなるかわからないけど、やるしかない。

 ぼくはいつものステージのようにパントマイムで観客を沸かせる。

 これで闘うってある意味サイコパスっぽくない?


 向こうからはモヒカンの大男。

 身体に鎖を巻いて吠えながら現れる。

 なんか腕とかぼくの腰くらいあるし…

 絶対2メートル超えてるし…

 瞬殺必死じゃん。


 おびえるそぶりを見せてステージから逃げるふりをする。

 会場は大爆笑。

 そう、大衆はこんな残酷なショーが好きなのだ。


「ではエキビションマッチを始めます」

 仮面の司会者。

 たぶん、あの仮面劇場の人なんだろう。


「青コーナー。

 黒猫サーカス団、キラークラウン」

 いや、殺人クラウンって。

 ちがうでしょ。

 なんか悪役っぽいじゃん。

 やっぱ、ブーイングが始まる。


「赤コーナー。

 新闘技場罵賭琉。

 BNAヘビー級チャンピオン重戦車、我婁刃がるば

 こっちには歓声と拍手。

 いや、なんかまずいじゃん。

 完全に悪者にされてしまっている。


 それに魔法禁止だったよね。

 ぼくのほうは魔法封じの魔法がかけられているのに。

 相手はバリエンチャントしまくり。

 スピード、アタック、デフェンスにバリアといったところか。

 やっぱ、仕込まれてるよな。


 お互いのボディチェックがなされる。

 いや手にはめてるのなに?

 手袋に鉄板ついてるんだけど…

 それから、肘と膝のサポーターも…


 クレームをつける間もなく、ゴングが鳴らされるのだった。

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