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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第3章 魔王会議

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12

 クロがぼくの上でジャンプする。

 まだ、外は暗い。

 猫によくあることだ。

 猫は早起きなのだ。

 そして、下僕たちをおこして回るのだ。


 しかたない。

 いつもの剣術と魔法の練習でもするか。

 作務衣みたいなので寝てたので、そのまま剣だけ取ってドアを開ける。


 えっ、どういうこと。 

 ドアの外には、マントの男たちが倒れている。

 なんか、筋肉がすごい人が多い。

 髭とかタトゥの人が多い。

 格闘家って感じの人たちだ。


 意味はわからないが、ぼくが寝てる間になんかあったんだろう。

 まあぼくには関係ないことだろう。

 でも、こんな格闘とかあったはずなのに全然わからないなんて、さすが一流のホテルだ。

 ぼくは感心しながら、階段を降りる。

 その後ろをクロもついてくる。

 

 庭で剣の素振りをする。

 1000回が日課。

 フォームは勝手に身体が覚えている。

 素早い突き、上段斬り中断斬り下段斬り。

 いろいろ試してみる。

 身体の切れはいいみたいだ。

 回転斬り、ジャンプ斬り。

 変則的な動きもこなせる。

 

 それから、魔法も使ってみる。

 火水土風。

 基本魔法は大丈夫。

 闇、光もうまくこなす。

 

 最後に剣に魔法をまとわせる。

 そう、せっかく魔法と剣を使えるのだから合体させればいい。

 いずれは剣聖や大魔導士とも戦わないといけない。l

 ぼくの能力はものまねにすぎない。

 本人と闘ったときは単体では勝てない。

 でも、彼らの技を合体させれば、もしかして勝てるかもしれない。

 彼らに勝てなければ、親友たちを救うことはできない。


 ぼくは日課の練習をこなすと、少し休む。

 体力も魔力もだんだん上がっているのがわかる。

 そう、使えば使うほど上がっていくのだ。

 ベンチにすわると、クロが膝の上に乗る。

 癒してくれようとしているのかな。

 たしかに猫を撫でていると疲れがとれるような気がする。

 猫がパワーをくれるのかな?

 ぼくは、朝ごはんまでの時間を修行に費やすのだった。


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