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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第二章 黒猫サーカス団

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24

「じゃあ、あなたから…」

 団長は指を鉄砲の形にする。

「動かないでください。

 撃ちますよ」


 でも、銃なんかもってないし…


「そんなもんで撃てるかよ」

 敵の中の一人が団長に近づこうとする。


「バン」

 団長は指をその男にむけて、言う。

 そのとたん、敵は倒れる。

 本当に撃たれたように、倒れる。

 その抑えた太ももからは血が出ている。


「だから言ったでしょ。

 撃ちますよって」

 団長は指を口に持って行ってフゥと吹く。

 そういえば、団長の能力は『嘘つき』。

 団長が言ったことは本当となる。

 ただ、その時間と範囲は狭いということだ。

 でも、この距離では無敵。

 

「次はだれですか?

 やめといたほうがいいと思いますがね」


 あとは向こうの団長と魔導士、そしておっさんたちだ。

 そのおっさんたちは触覚をピクピクと動かして、なんか相談している様子だ。


「グレゴリオさん。

 あいつら硬いですよ」


「大丈夫。わたしの銃ははったりです。

 しかし言葉は現実化するのです。

 だから、傷を負ったと思うだけで、本当に傷ができてしまうのです。

 わたしの嘘は心に作用するのです。

 さて、この距離なら大丈夫ですね」

 そう言って、おっさんの一人に指で作った銃を向ける。


「バン、バン、バン」

 今度は3発撃ったみたいだ。


 でも、おっさんの進撃は止まらない。

 そのまま、団長のほうに進む。


「バン、バン、バン。

 おまえは動けない!

 お前は眠くなる」

 団長は慌てたように、他の嘘も使う。

 でも、相手には効かない。

 団長は、自分の能力が効かないことを察して、後ろに下がるのだった。

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