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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第二章 黒猫サーカス団

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 なんか気持ち悪い。

 相手のおっさんには感情がないって感じ。

 ぼくの剣を避けようとかそういうのはない。

 頭から生えた角みたいなものがくねくねと動いてるだけ。

 角じゃない。

 あれは触覚に近い。


 そして、何もなかったかのようにぼくの方に向かってくる。

 自分の防御力に何の疑いも持っていない。

 そして、ぼくを片付けるのが仕事であるように事務的に向かってくるのだ。


 こいつには剣は通用しないのか。

 いや、ぼくはあのアーノルドの剣技を手に入れている。

 それは、言葉ではいいにくいけど、なんか考え方みたいなものだ。

 体力や筋力は真似できない。

 でも、この時にはどう動くかとか動体視力とかをコピーしているのだ。

 だから剣の持ち方、剣の振り方、そういうのが聞かなくてもわかる。

 ゲームをするとき、剣の練習とかはしないけど、キャラが達人のごとく動くのに似ている。


 その達人ビューでは次の手が示されている。

 そう、頭は弱点じゃない。

 それなら、他のところを狙えばいい。

 すべてが装甲なら動けないはず。

 それじゃあ、関節みたいなものがあるはず。

 そこは、柔軟に動くようなっているのだろう。

 それなら、その部分は柔らかいはずだ。


 また、剣を構える。

 様子見で手加減してはなった剣だ。

 剣にはダメージはない。

 まだ、斬れる。

 ただ、剣自体は汎用のものだ。

 そんなに名刀ではない。


 ぼくの剣技に耐えられるものではない。

 ただ、このおっさんを倒すくらいは持つだろう。


 おっさんがこっちに向かう。

 両腕でぼくにつかみかかろうという姿勢だ。

 あのゾンビの動きだった。


 ぼくは自分からそのリーチの中に飛び込む。

 まず腕、両肘を狙う。

 アーノルドの剣に力はいらない。

 あの大きな体に似合わない繊細な剣だ。

 その剣を振りぬく。

 よし。

 おっさんの両腕が地面に落ちる。


 そして、その返す刀でおっさんの首を刎ねるのだった。

 

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