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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第二章 黒猫サーカス団

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20

 そう、ぼくは団長にもうひとつの力をコピーさせてもらっている。

 あのアーノルドとかいう人の剣技だ。


 ぼくは、おっさんの死角に回り込む。

 っていうか、おっさんはこっちを見ていない。

 今は風太さんをたたきつけるのに夢中だ。

 

 このままじゃ、風太さんはやばいかもしれない。

 たぶん骨折とかひどいんだろう。


 前に出ようとする舞衣さんを止める。

 舞衣さんも、体術系。

 同じことになってしまう。

 

 ぼくは舞衣さんと星姫さんを守るように前に出る。

 おっさんは動きのなくなった風太さんを投げ捨てる。

 そう、ぼくたちという次のおもちゃを見つけたのだ。

 それも、おっさんの顔の向いているのは舞衣さんと星姫さん。

 ぼくは眼中にないといった感じ。

 いたぶる対象としては彼女たちのほうがいいみたいだ。


 でも、それは絶対に避ける。

 ぼくは上段に剣を構える。

 自然に力が抜けて、いつでも動き出せそうな感じ。

 べつに剣を習ったわけじゃないのに。

 まるで、剣が手の延長のようにも思える。

 これが達人の域だろうか。


 おっさんがこっちに歩いてくる。

 なにも構えをとらず無防備に。

 ぼくは、おっさんを迎え撃つ。

 そう、ゆっくりとすり足で動く。

 相手の隙を伺う。

 って、隙だらけにしか見えないんだけど…


 相手を斬るイメージが脳内に浮かぶ。

 それもいくつも。

 まるで、10手先を読む棋士のよう。

 これが達人の思考なのか。


 ここだ。

 とりあえず頭を潰す。

 上段から剣を振り下ろす。

 兜割の剣だ。


 その剣をおっさんは頭で受ける。

 これでおわり。

 でも、剣は相手の頭にはじかれる。

 おっさんの身体は剣では切れないのか。 

 それどころかおっさんに打撲のダメージもない。

 

 ぼくは剣を戻し、次の手を考えるのだった。


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