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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第二章 黒猫サーカス団

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19

 風太さんは左右にフェイントをしながら懐に入り込む。

 おっさんは4本の腕でパンチをするが、すべて簡単にすり抜ける。

 風太さんの前では、素人とボクサーの戦いとなってしまう。


 おっさんの動きも素人っぽい。

 ただ腕を振り回すだけ。

 腰がはいっていないのが、ぼくから見てもわかる。


 逆に風太さんのパンチが決まる。

 左右からこめかみ、テンプル、レバーと人間の弱点を攻める。

 それから、一度離れる。

 さっきの剣士が首領と呼ぶおっさんだ。

 弱く見えても、様子を見たほうがいい。

 どんな戦い方をするのかわからない。

 もしかしたら、何か必殺技があるのかもしれない。


 おっさんはクビを振ったり、腹を確認したりする。

 ダメージを確認しているのだ。

 でも、表情は変わらない。

 そして前に出てくる。

 ダメージはないらしい。


 風太さんはまた連続攻撃をしかける。

 今度は蹴りもつかう。

 高く飛んで、おっさんの頭に踵を落とす。

 その蹴りはまるで鉞のよう。

 風太さんの攻撃は速いけど、威力に欠ける。

 それを克服するために、足をつかって、それも体重と重力を加えて、威力を増している。


 おっさんは完全に頭でうけている。

 たぶん頭蓋骨が粉砕されているレベルだと思う。


 おっさんは腕を頭に持ってきて、風太さんの足首をつかむ。

 そのまま、風太さんを振り回す。

 あれが効いてないの?

 そのまま、風太さんを地面にたたきつける。

 風太さんは身軽って言っても、成人男性だ。

 少なく見積もっても60キロはあるだろう。

 その身体を簡単に片手で振り回すのだ。

 おっさんの武器は怪力。

 一度ぶつけても、まだ離さない。

 また、持ち上げて振り回す。


 これじゃあ、風太さんの身体が持たない。

 

 舞衣さんも同じ思いなのか、前に出ようとする。

 でも、舞衣さんも体術で闘う。

 風太さんと同じになるのはわかっている。


 ぼくは、舞衣さんを止める。

 そして、剣を構え前に出るのだった。


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