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2人はぼくの方を見て、親指を立てる。
次はお前の番っていうように…
あんま、戦いとか好きじゃないんだけど。
この前戦ったのも仕方なくだからね。
でも、やらなくてはならない。
ぼくにできることは、剣と魔法。
剣は持ってないから、とりあえず魔法だ。
「魔法使いか。
魔法には魔法をだな」
中央の剣士はつぶやく。
魔法を使おうとしたことがわかったみたいだ。
向こうも魔導士2人が前に出る。
なんか、この前の盗賊より強そうだ。
戦い慣れしているっていうか。
身なりもそれらしい感じだし。
余裕の表情で炎の球を飛ばす。
やはり、この前の魔法使いとは違う。
ぼくは手のひらを炎球にかざす。
うん、そういうことか。
わかった。
この前は炎の出し方。
そう、ライターのような炎のつけ方だ。
そして、今度流れ込んでくるのは、炎の形成の方法。
炎の魔法にもいろいろあるんだ。
弾に圧縮して打ち出す。
今回の炎はこれだ。
ゲームでも炎の魔法は強さによって名前が違っていた。
炎の球は僕の前で停止して消えてしまう。
ルーバルトから受け継いだ魔法、この程度の魔法使いなら余裕で凌駕することができる。
「弱かったか。
しかし、その魔法、見たことがない。
魔法バリアじゃない。
そのやり方みたことがある。
マジックイーター宮廷魔導士ルーバルトの技だ。
魔法を防ぐだけでなく、魔法を分解して魔力にして吸収する。
あれなのか?
おまえはあの悪魔の魔導士の弟子なのか?」
魔法使いの一人が氷の槍を10本程度飛ばしてくる。
それも手のひらをかざすだけで、消してしまう。
そして、ぼくの中にその力が入ってくる。
まだ、もともとの魔力自体は低いぼく。
でも、いまので大丈夫。
こんどはこっちの番だ。
ぼくは魔導士の足元に火だねを持っていく。
そして、そこから火柱が上がるのだった。




