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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第二章 黒猫サーカス団

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「お疲れ様。

 すごい良かったよ」

 団長が風太さんとハイタッチする。


「やっぱ舞衣ちゃんのダンスはすごいね」

「星姫ちゃんの歌は最高だよ」

「塚井ちゃんの動物ショーは無形文化財級だよね」

 団長はひとりひとりに声をかけていく。


「そして、今日のMVPは前川くん。

 サーカスにはピエロが必要だね。

 お疲れ様」

 団長が言うと、みんなが手を叩く。


「これで明日は満員御礼だ」


 そんな簡単にいくのかな。

 でも、みんな信じ込んでいる。

 風太さんが言うには、この世界の娯楽ってサーカスくらいしかないらしい。

 だから、いいショーをするとすぐに広まるっていうんだ。

 それから、別のものも呼び寄せるらしい。

 魔王さまがいるから大丈夫って言うんだけどね。

 別のものって何だろう?


 食事の用意ができてるらしい。

 反省会兼初日の打ち上げが始まる。

 もちろん、未成年はお酒抜きだ。

 そういうところは団長は厳しいらしい。

 いつか元の世界に帰るから、その時のために守るべき法律は守るってことらしい。


 今日のぼくの動きについて、みんな褒めてくれるんだけど、風太さんと舞衣さんは厳しい。


「いい気にならないでね。

 まだダンスは素人なんだから。

 うわべを真似ているだけなの。

 明日の午前中は特訓だからね」


「はい」


「舞衣。晃くんに厳しすぎるよ。

 まだ、始めたばっかじゃん。

 それにしては、十分できてるよ。

 わたしも最初は踊れなかったじゃん」

 星姫さんが助け船を出してくれる。


「でも、ステージに立つ限りはプロなの。

 お金をもらってんだからね」


「いいんです。舞衣さんの言う通りですから

 食事のあと教えてもらってもいいですか」

 

「うん。じゃあ、テントの裏に集合ね。

 もちろん風太もね。

 今日のダンス、あれ何?

 なめてるの?」

 いきなり矛先が風太さんにうつる。


「はいはい。

 わかりましたよ。やればいいんでしょ」

 風太さんは仕方ないというように肩をすくめるのだった。

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