表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第二章 黒猫サーカス団

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/440

11

 あとは動物のショーとなる。

 猛獣のショーでは使えないアシスタントを演じる。


 ライオンに追いかけられたり、象の鼻で足を引っ掛けられこけたり。

 最後に黒猫がぼくの帽子をとる。

 その黒猫を追いかける。


 そう、この子がこのサーカスのマスコット、黒猫のクロだ。

 普通、猫って芸を覚えないというけど、この子は別。

 玉乗り、輪くぐり、ジャンプ。

 なんでもこなしてしまう。

 それだけでなく、ほかの猫もクロのいうことなら聞くみたいだ。

 猫語ってあるのだろうか。

 クロがリーダーとなって、いろいろな芸をこなす猫たち。

 これが、このサーカス最大の売りとなっている。

 黒猫サーカス団の名前もクロから来ているらしい。

 クロはサーカス一のスターなのだ。


 このショーをするのは塚井さんだ。

 なんかおとなしそうな人。

 でも、動物は塚井さんのいうことならちゃんと聞くようだ。

 たぶん、ティーマー的なスキルを持っているのだろう。


 それにしてはクロに対する態度がおかしいけど。

 まるで、王様に仕える下僕のよう。

 まあ、動物好きな人なのだろう。

 僕たちは向こうの世界で得意だったことがスキルとなるようだからね。

 塚井さんの場合は獣医かペットショップ店員ってとこだろうか。


 さてクロのショーで舞台は最高潮になる。

 あとはフィナーレ7だけだ。


 ぼくたちは着替えて用意をする。

 舞台は真っ暗になる。


 そこにスポットライトが光る。

 その中には白いドレスの星姫さん。


 星姫さんの歌が始まる。

 そこにピアノが重なり、ドラム、ギターのメロディが重なっていく。

 最初はバラードだけど途中からビートが乗っていく。

 

 その時、全部のライトがついて、ぼくと舞衣さん風太さんの踊り。


 会場は総立ちになる。

 みんなが手拍子で参加する。


 そう、これは小ぶりだけど、星姫さんが見ていた風景なのだろう。

 音楽は大盛況のままに終わる。

 ぼくたちはフィニッシュを決めて、止まる。

 その時、舞台のライトが消える。

 

 ライトが付いたときにはぼくたちは舞台から消えているのだった。


 舞台の歓声はしばらくやまなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ