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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第二章 黒猫サーカス団

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29/440

01

「よお、似合ってんじゃん」

 鵥さんがぼくに声をかける。

 その前には舞衣さん。

 このサーカスは、この2人が花形らしい。

 綱渡りや空中ブランコ、玉乗りとかの大技は風太さんと舞衣さんでこなしているとのことだ。

 この2人が入団するまでは動物の芸が中心のサーカス団だったとのことだ。

 そして、今、サーカス団に必要なのはコミカルな部分。

 ピエロがいることはいるが、JOBが村人なので、大したことはできなかったらしい。

 だから、団長はぼくに期待しているのだ。l

 でも、ぼくはそういうのあんまり苦手なんだけどね。


「あと一週間で本番だから、厳しくいくよ。

 団長にもちゃんと頼まれているからね」

 舞衣さんが厳しい目でぼくを見る。


「はい、がんばります」

 2人と握手をする。

 その時、何かが流れ込んでくる。

 たぶん、2人のスキルが流れ込んでいるのだ。

 これがあるから、ぼくはステージのキャストにされたんだけどね。


「まず綱渡りからだ。

 俺が手本をみせてやるからよく見てるんだ」


 練習用に低く張られた縄に飛び乗る風太さん。

 そして、ゆっくりと歩き始める。

 

「だめだよ。

 初心者がすぐにできるわけないじゃん。

 ちゃんと教えてあげてよ」

 舞衣さんが長い棒を放る。

 それをキャッチする風太さん。


「そうだな。

 最初はこれだったな」

 風太さんは、その真ん中をもって歩いていく。

「何も持ってないよりもこれがあったほうがバランスがとりやすいんだ。

 慣れたらいらなくなるんだけどね」


 風太さんは、そのまま端から端まで歩いていく。

 まるで、細い綱の上だって思えないくらいに普通に歩く。


「じゃあ、やってみて」

 ぼくに棒を渡す。

 とりあえず、風太さんの持っているとおりに棒の中央を持つ。

 さっきの風太さんをイメージするだけで、ちゃんと持てる。

 これが、ミミックのスキル?


「風太。ちゃんと持ち方とか歩き方とか教えてあげてよ。

 もう、適当なんだから」


「そんなこといっても…

 やりながら教えるって」

 2人が口喧嘩を始める。


「大丈夫です。

 とりあえずやってみます」

 ぼくは綱の端の台に立って、2人に向かって話しかけるのだった。


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