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「あの、ぼくは…
前川晃、17歳、高校2年です。
このたびは本当にありがとうございました。
みなさんといっしょに頑張っていきたいと思います。
なんでもやりますので、いろいろと教えてください」
ぼくも90度くらいに頭を下げる。
「それから…」
言葉が詰まる。
「ぼくはスターエンジェルズのファンで、星姫さんが生きていることを知って…
すごくうれしいです」
恥ずかしいけど、自分の思いを伝える。
顔が熱い。
たぶん、真っ赤になってる。
顔を伏せながら星姫さんを見る。
すごい嬉しそうに微笑んでくれる。
「おっ、これはすごいです。
いきなりカミングアウトですか。
でも、安心してください。
ここにいる人は全部星姫さんたちのファンです。
みんなと同じです」
グレゴリオさんがフォローしてくれる。
「先ほど大物新人といいましたが、前川くんはなんでも真似る能力を持っています。
さきほどもその能力で盗賊たちを一蹴してくれました。
とりあえず、剣神アーノルドと大魔導士ルーバルトの能力をコピーしています。
基礎体力と魔力がまだまだですが、それが整えば魔王級のキャストとなります。
しかし、うちの魔王さまにはかないませんがね」
ぼくのことを補足してくれる。
でも、魔王さまってどんな人だろう。
ここにいる人はすごい楽しそうだし。
そんな悪い人じゃないんだろう。
「それでは、彼らもおなかがすいてると思いますので、あとは食事しながらにしましょう」
目の前には大皿にもられた料理とパンが置いてある。
ぼくは席に案内されて、皿とお箸とカップが並べられる。
グレゴリオさんのとなりだった。
もう片方のとなりは太った男の人、グレゴリオさんと違って身体は大きい。
「ぼくは塚井修三、30歳だよ。よろしくね。
動物のショーをやっています。
猛獣のショーとこの黒猫サーカス団の目玉猫のショーがあるんだ」
すごくおとなしい感じの人だ。
動物なんかに好かれているんだろうな。
自己紹介タイムが始まって、つぎに隣の男の人が立ち上がるのだった。




