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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第6章 賢者加賀谷博之

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04

 翌日から、ぼくたちは研修に入った。

 研修生は浩二と侍JOBの男の人、それから勇者JOBの女子。

 これは同期といっていいのだろうか。

 

 JKの勇者は由比茉莉ゆい・まつりと言う名前だ。

 ショートカットでいかにもスポーツ少女って感じ。

 見た目通りバスケ部に属しているとのことだ。


 それから侍JOBの人は功刀兵賀くぬぎひょうが

 25歳でフリーターとのことだ。

 イケメンで黒髪の真面目そうな人だけど、すごく無口無表情。

 何を考えているかわからない。

 

 とりあえず、王国に反逆心を持っていることは、浩二と2人だけの秘密にする。

 もし、裏切られると大変なことになる。

 最初はやつらのいうとおりにする予定だからだ。

 とにかく、優等生を演じる。

 そして、実力をつける。

 これが、ぼくたちのやるべきことだ。


 まずは半日くらいの軽いカリキュラムだ。

 座学と実技が半々といったところか。

 座学はこちらの世界の魔法の成り立ち、系統を覚える。

 これはぼくのような魔法職だけでなく、戦闘職も覚えなくてはならない。

 モンスターには魔法を使うものもいるからだ。

 あと、身体のことも学ぶ。

 状態異常の種類やその直し方、体力の回復の仕方などだ。

 RPGのチュートリアルのようなものだ。


 実技は剣の持ち方から教わる。

 基本マンツーマンの授業となる。

 JOBによって覚えることが違うからだ。

 

 ぼくについたのは中年の魔導士シルバーだ。

 こればで10人以上の賢者と魔法使いを育ててきたという。

 ベテラン教師といったところか。

 本人も魔導士軍の中でかなり高い地位にいるらしい。

 

 まず、ぼくの魔法の系統を探る。

 魔法の系統は火水土風光闇となっている。

 そのうちどれに相性があるかだ。


 シルバーは宝石みたいなものを使ってぼくの中の魔力をさぐる。

 そして苦い顔をする。


「おまえはすべての系統に適正がある」

 

 そうか。異世界転生の漫画で主人公が持つ能力だ。

 チートな能力、これで成り上がるというのが異世界転生ものの大筋だ。

 だが、それにしてはシルバーの反応がおかしい。

 シルバーは重い口を開く。


「おまえは大成できない」

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