表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第5章 スライムの王

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

124/440

20

「それにしても、むかつく。

 何も殺さなくていいのに」

 舞衣さんがふくれている。


「でも、今、あのキングさんとは戦えないよ。

 今は味方でいてもらわないと」

 星姫さんは現実的な考え方をする。


「そうだよな。

 俺と晃でも敵わないだろうな」

 風太さんも肩を落とす。

 何もできなかったことが悔しいみたいだ。


「悪い人じゃないんだけど。

 魔王にしては話できる方だと思うよ」

 ぼくはこう思う。

 最初に会ったのが他の魔王なら、こうはいかなかったと思う。

 人間を憎んでいるのだからね。

 それにしては公平にものをみれる魔王だと思う。


「スズキさん、立てる」


「ええ、なんとか、ありがとうございます」

 スズキさんは、なんとか笑顔を作って、お礼を言う。


「ところで、スズキさんはどうします?

 王国に戻ります?」

 風太さんが尋ねる。


「もう戻れないです。

 戻りたくないです。

 あそこは地獄です」

 小さな声で答える。泣きそうな声。


「じゃあ、わたしたちのところに来る?」

 舞衣さんが声をかける。

 それがいいと思う。

 この人は重戦士、防御力に極振りした戦士だ。

 ぼくたちと違って、本物の戦闘要員だ。

 味方になってくれたら、頼もしい。


「はい、できればお願いします。

 でも、ぼくは落ちこぼれ組です。

 きみたちの役に立てるかどうか」

 力なく言うスズキさん。自信みたいなものを無くしているみたいだ。

 だいぶひどい目にあったのだろう。

 

「じゃあ、決まりっ。

 私が責任をもって団長に掛け合うよ。

 行こっ、星姫」

 舞衣さんと星姫さんは団長のところに駆けていく。

 その後ろを風太さんとスズキさんと一緒に歩いていくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ