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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第5章 スライムの王

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17

 そう、リンドグリーンの後ろに見えたのは、あのスライムの王の少年。

 その腕が触手のように伸び、リンドグリーンの腕を切り落としたのだった。


 リンドグリーンは振り返る。

 

「なんだ、お前は!」


「ただのスライムですよ。

 あなたたちがレベル上げとか言って狩っている…」


「スライムだと」


「そう、普段、いじめていただいてるんで、復讐をしにきた。

 そんな感じです」


「ふざけるな!

 下等生物が!

 お前らはな!レベル上げのためにいるんだよ」


「でも、ぼくたちも生きているんです。

 食べるため、生きるためならわかります。

 ぼくたちも動物や虫、いや人間を食べることもあります。

 そこは弱肉強食の世界。

 食物連鎖の一環であるのだから、認めましょう。

 しかし、レベル上げとかいう何の意味もないことのために殺される。

 それは納得がいきません。

 だから、ぼくたちは団結しました。

 ぼくたちは人間を狩ることにしました。

 あなたたちは、この世界に必要ないのです」


「うるさい!

 世界は人間のためにあるんだ!

 だから、人間に害を及ぼすお前らは滅びるしかないんだ」


 リンドグリーンの笛を持った方の手も切り落とされる。

 

「とにかく、あなたは終わりです」

 そのとたん、リンドグリーンの両足が膝から斬られる。


「助けて、助けてくれ!

 すまない、わたしが悪かった。

 だから、殺さないでくれ」

 リンドグリーンは腹ばいになり、スライムキングに命乞いをする。


「だめにきまってるじゃん。

 ぼくたちの仲間も、きみたちに同じことを言ったはずだよ。

 スライムの言葉はきみたちにはわからなかっただろうけどね」

 キングは驚くほど冷酷な目をしてリンドグリーンを見下ろす。


 そして、キングの後ろから黒いスライムが進み出る。

 そのスライムはリンドグリーンの身体にたかる。


「や、やめてくれ。

 たのむ」

 スライムたちは、リンドグリーンを生きたまま食べ始めるのだった。

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