表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第5章 スライムの王

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

119/440

15

 リンドグリーンが懐から取り出したものは、オカリナみたいな笛。

 それを口につけて吹き始める。

 音楽ではなく、ただ一つの音階を吹くだけ。


 なんか、おかしい。

 ぼくの首が締まっていく。

 苦しい。

 周りにいる舞衣さんと風太さんも同じように首を抑える。

 その首には、変な模様が浮かび上がっている。


「ハハハ、奴隷紋の呪いだ。

 苦しいだろう。

 おまえらはルセアニア王国に逆らうことはできないのだ」

 高らかに笑うリンドグリーン。

 でも、何もできない。


 周りでのたうちまわる舞衣さんと風太さん。

 サーカスのために筋肉を鍛えているから、なんとかましな方なんだろう。

 プロレスラーの中には首を絞められても、効かない人もいるみたいなんだけど、そういった感じなんだろう。

 でも、首輪を操っているのは音。

 聞かなければ…

 ぼくは耳をふさぐ。

 

 でも、首は絞め続けられる。

 音ではないのか。


「ハハハハハ、お前が聴かなくても、首輪は聴いてるんだよ。

 そんなことで防げるわけないだろ」

 リンドグリーンはぼくを持っている棒で殴る。

 

 このまま殺されるのか…


「安心しろ。

 この首輪には奴隷を殺す機能はない。

 気絶させるくらいが関の山だ。

 それは、宮廷魔導士の発明で拷問器具として発明されたものだ。

 それから、今の音は罰則の弱だ。

 こういうのもある」

 リンドグリーンは別の音程を吹く。

 そのとたん、電気のようなものが首に流れる。


「ああああ!」

 首を絞められるのと違った不快感。

 それは一瞬でなくなる。


「さあ、吐いてもらおうか。

 おまえたちは何者で、おまえはなぜアーノルドの剣を使うのだ」


 腰の剣を抜いて、ぼくに突き付ける。

 ぼくは、後ろに飛びのくのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ