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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第5章 スライムの王

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 そういえば、勇者とあと2人は日本人みたいだ。

 ローブの人は女の人。

 でも、3人とも目が死んでるというか、自主性みたいなものはなさそう。

 なんか、やらされている感がある。


「君たち逃げなさい!」

 星姫さんが隙を見て、ワンちゃんたちを逃がす。


「おまえら。

 そんなことをして、ただで済むとおもってるのか!」


「経験値がほしければ強いやつと戦えばいいだろ」

 風太さんは言い返す。

 本当に大丈夫なのかな。


「代わりにおまえらを経験値にしてやろうか?

 おい、タナカ、サトウ、スズキ。

 こいつらを殺せ。

 いい機会だ。

 人を殺しておけ。

 そのうち役に立つ」


 物騒なことを言い出す騎士。

 タナカと言われる人が剣を抜く。

 スズキという人も同じ。

 2人とも大学生くらいか。

 それとサトウは若い女の人。

 杖を構えて、何かを唱え始める。

 タナカさんの剣の先が震えている。

 そう、剣聖の力を手に入れてる僕から見たら、隙だらけ。

 すこし剣技をかじった程度の構えだ。


 それから、魔法の詠唱も長い。

 術式を読み解く。

 初級の初級、ファイアーボール。

 ぼくなら、技名だけでいい。

 それも半分、ファイアーだけでいい。

 精度も悪い。

 これでは止まった敵にしか当たらない。

 風太さんなら余裕で躱せるはず。

 いちおう、バリアを張っておくか。

 星姫さんに当たったらだめだし。


 とにかく、この程度の力なら、手加減しても倒せる。

 問題は、あのリンドグリーンだ。

 勇者の教育係とか言ってるだけあって、それなりの闘気を放っている。

 黒い十字槍を構えている。

 槍の刃が十字になっているものだ。

 間合いが長く、中距離の攻撃ができる。

 懐に飛び込めば、その間合いの長さが弱点となるが、飛び込ませてくれるかだ。

 

 ぼくが考えている間に、タナカさんが風太さんに切りかかるのだった。

 

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