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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第5章 スライムの王

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07

「ありがとうございます。

 わたしたちも一時的にはあなたがたと組めると思います。

 これから、劇場都市メトロシティに参りますが、そこで仲間を集めたいと思います。

 そうすれば、帝国に仕掛けることもできます。

 他のキングにもよろしくお伝えください」


「うん、わかった」

 スライムキングは友好的な顔で答える。


「それでは、一時休戦です。

 手を取り合いましょう。

 握手といいます。向こうの世界での挨拶です」

 渋沢さんはそう言って、キングと僕に握手をさせる。


 ぼくはキングの手を取る。

 そのとたん、ぼくの中に何か流れ込んでくる。

 この感覚、剣聖アーノルドや魔導士ルーバルトに触れたときと同じ。

 これは…まさか…

 ものまね師の力…


「じゃあ、みんな。

 この人たちを通してあげて」

 キングがそういうと、スライムたちは道を避ける。


「ありがとうございます」

 ぼくたちは馬車に乗り込む。


 振り返ると、キングは変身を解いて、スライムに戻る。

 でもただのスライムではない。

 金色のスライムだ。

 まるで金塊のようなジェル。

 それが、キングの本当の姿だったんだ。


 そして、ぼくは、あのスライムキングの力を手に入れたのだ。

 使いこなせるかどうかわからないけど、選択肢は増える。

 アーノルドの剣とルーバルトの魔法。

 それ単体では本家には敵わないだろう。

 でも、それを合体させることで魔法剣を作ることができた。

 スライムキングの力を手に入れたことで、もっとできることは増えるのだろう。


「晃くん、スライムキングの力は手に入れたかね」

 渋沢さんがぼくに問う。

 渋沢さんはすべてわかっていて、握手をさせたのだ。

 ぼくの力を団長から聞いていたのだろう。


「ええ、ばっちりです」

 ぼくのものまね能力は転移者のユニークJOBには通じない。

 でも、それ以外は吸収できるみたいだ。

 スライムキングの能力はこっちの世界の力だ。

 ぼくは集中して、腕を液化させてみる。

 成功。

 まだ、何ができるかわからないけど、いろいろ使えそうだ。

 ぼくは渋沢さんの横で、腕をいろいろな形に変化させてみるのだった。

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