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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第5章 スライムの王

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02

 メトロシティには、陸路と海路で行くこととなる。

 前は飛空艇を使えたが、今回はサーカスごと動かないとならない。

 大型飛空艇でも、すべての道具を積むことはできないということだ。

 それに空路は運賃がすごく高い。

 この間は興行者組合の招待だったからいいけど、普通なら乗れないとのことだ。

 

 メトロシティまで一週間の旅になるのだが、それは今までの旅とは違う。

 警備隊に守られた地を離れて、モンスターが出現する地域を通るのだ。

 スライムからドラゴンまで、いろいろなモンスターがいるらしい。

 ただ、この世界はゲームではない。

 自分のレベルに合わせたモンスターが出てくるとは限らない。

 それに、この世界のモンスターの研究はほとんど進んでいない。

 まだ見ない種類のモンスターが現れる可能性もある。


 とにかく、風太さんと舞衣さんと渋沢さんと僕。

 当番制で寝ずの番をすることとなる。

 星姫さんも当番に参加するっていうけど、彼女は回復要員だ。

 もし、何かあったときには星姫さんの力が必要となる。

 

 ぼくは渋沢さんと組んで番をすることとなった。

 それにしてもタフな人だ。

 サーカスの経営、企画、集客、折衝。

 渋沢さんが休んでいるのを見たことがない。

 それでも、向こうでの忙しさに比べたらましだという。

 こっちの世界はバカンスのようなものだというのだ。

 ある意味、この人もモンスターだ。

 村人ってJOBなのにこのスペックって、もしJOBを与えられていたらどうなるんだろう。

 まじ、魔王級になると思う。


 渋沢さんといるといろいろ学ぶことができる。

 渋沢さんが言うには、大事なことはこっちでも向こうでも同じ。

 要はぶれないことだとのことだ。

 ぼくの人生経験ではわからないけど、言葉ひとつひとつに重みがある。

 団長の話では、元の世界では会うこともできないような人だってことだ。


 チェスターの町から街道を行く。

 国道といったところなんだろうけど、舗装はされていない。

 でも、人々が行き交い、道は踏み固められている。

 もちろん、モンスターも出てこない。

 遠くに鹿とか猿みたいなのいることはあるが、攻撃はしてこない。

 どちらかというと人が近づくと逃げるといった感じだ。

 ここらでは虎とか熊、野牛、猪に気をつければいいらしい。

 野生動物はこちらから手を出さない限り害はないとのことだ。

 でも、時々不幸な事故が起こることはあるのだが、向こうの世界の交通事故に比べたらすごく低い確率なのだ。

 それに、ぼくたちは魔法や武術を使える。

 野生動物くらいは退けることができるとのことだ。


 普通の商隊は、用心棒として冒険者を雇うらしいけど、ぼくたちはその部分は自前で行うのだ。

 それから、辺境になると商店もないため、狩りをして食料を手に入れないとならない。

 ぼくたちはとりあえずのんびりとした馬車の旅を続けるのだった。



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