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異世界黒猫サーカス団 異世界転移したらミミックだった  作者: PYON
第4章 仮面劇場

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 蟲たちは、そんなに頭が良くないようだ。

 単純な行動しかとれないみたい。

 仮面が知能を与えていると言っても、パターンがある。

 まるでゲームの敵キャラのように。

 アルゴリズムを読んで攻撃すれば攻略法はありそうだ。

 その答えがこれだ。


 ぼくは息を止めて、身体に炎をまとわせる。

 そう、いきなり最強火力で…

 身体にはバリアを張っている。

 それから、息を止めることが必要だ。

 炎は酸素を燃やしてしまう。

 だから、エンチャントの間は息を止めていなければならない。


 こっちの世界に来たことと今までの訓練によって、ぼくの身体能力は上がっている。

 でも、3分くらいが限界だ。

 ぼくは限界ぎりぎりまで、息をとめて、炎をまとい続ける。

 そして、エンチャントを解く。

 もし、相手がうまく逃げていたらぼくの負け。


 ぼくはゆっくりと目を開ける。

 ぼくの周りには、焼けた蟲の山。

 それから、仮面の燃えカス。

 相手の攻撃は来ない。

 なんとか、勝ったみたいだ。


 蚊はもう統率力もなく、そこらをさまようだけだ。

 それに、ほとんどの蟲は燃えてしまったのだ。

 集まったとしても、もう何もできないだろう。


 しばらくたっているぼく。

 審判はぼくの勝ちを告げる。


 これでいい。

 ぼくは膝をついて崩れる。

 そう、魔力を限界までつかってしまったんだ。

 もし、相手があと一度だけでも攻撃をしてきたら負けていただろう。

 でも、ぼくは賭けにかったんだ。

 

 あと、ひとり…

 どうしよう。

 考えていなかったな。


 ぼくはそのまま、倒れてしまう。

 その身体を受け止める手。

 渋沢さん、団長、いや違う。

 その手は少年の手だった。


 魔王さま、来てくれたのか。

 これで安心して倒れることができる。

 ぼくは、その場で気を失ってしまうのだった。

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