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面白すぎるー祐也sideー
公園で出会った子はまだ名前を聞いてない。
今日は大変だったみたいだし、別に今聞かなくてもいいか。
あーでも、俺の顔見て驚いてたな。
名乗っといた方がよかったか?
ま、公園で言ったところで同じ反応だろうなー。
と、お腹を空かせた彼女のために買い出しに歩きながら考えていた。
スーパーのお惣菜売り場に着くが、あまり残っていなかった。
まぁこんな時間だしな。
とりあえず弁当を2つとお茶を買う。
さて、これからどうすっかな?
家にいてもらうのは構わない。
でも仕事柄家を空ける日が続くこともある。
今日はたまたま撮影が早く終わったからよかったけど。
とりあえず母へ電話する。
「あ、母さん?チョコもう少し預かっててくれる?ちょっと今日は迎えに行けないわ。」
「はいはい、あの子可愛いからいくらでもみてあげる。祐也より私のこと好きよねー?チョコー?」
電話の後ろで鳴き声が聞こえる。
チョコは俺の家族だ。
「チョコー?パパ迎えに行くまでそこで待っててくださいねー!」
俺の猫なで声にきゅうん、と鳴いて返事してくれる。
「んじゃ、よろしく。」
と電話を切った。




